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【日本代表】橋岡大樹が浦和の“先輩”伊藤敦樹との共闘を喜ぶ「中学時代、一人でいる僕に声を掛けてくれた」

日本代表の橋岡大樹(左)、伊藤敦樹(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「今やっていて楽しい」というSTVVで得たものを、日本代表でも生かしたいと意気込む。

[MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023] 日本代表 – カナダ代表/2023年10月13日19:35/デンカビッグスワンスタジアム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が10月13日、国際親善試合「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」でカナダ代表とデンカビッグスワンスタジアムで対戦する。DF橋岡大樹(シント=トロイデンVV)は9月シリーズに続く招集に。菅原由勢が右サイドバックで好アピールを続けるなか、ファイタータイプである24歳のディフェンダーはそのタフな守備やハードワークを武器に、ポジション争いに挑む。

 また浦和レッズジュニアユース、浦和ユース時代の一つ年上である伊藤敦樹も、前回に続いてメンバー入りしている。伊藤は橋岡の一つ年上で、アカデミー時代、ともにプレーしてきた。プロキャリアではちょうど入れ替わりとなっていて(2020年、流通経済大時代の伊藤が特別指定で浦和に登録していたが)、二人はこの日本代表で再会し、共闘することになった。

「中学生の時から一緒です。伊藤選手は一つ年上で、僕が一人でいる時には声を掛けてきてくれました。ここ(日本代表)では、僕のほうが知り合いが多いので、伊藤選手が『ちょっと知り合いいないから、(伊藤が先にチーム合流していた時に)早く来てよ』と言っていたこともありました。だから伊藤選手といろいろコミュニケーションを取ってやっていこう、と思っていました。でも、やっぱりもうかなり打ち解けてきていますね」

 すでに10年ほどの付き合いになる。9月のトルコ代表戦(〇4-2)では後半立ち上がりから約18分間一緒にプレーしている。今度は二人が絡んでゴールが生まれる――そんなシーンも期待したいところだ。

 また橋岡は今季就任した元ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督のもとでのSTVVでのプレーを、日本代表に生かしたいとも語る。

「所属チームでやっていることは、確実に僕のためになっています。しっかりつないでボールを保持するスタイルは、やっていてものすごく楽しいサッカーだと感じて取り組めています。そこでどれだけ自分の良さを出せるかをやってきています。直近の試合では得点を決めるなど、ゴールに絡めるシーンは増えています。それを代表でも生かしたいです」

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 橋岡はまた3バックと4バックでは、サイドバック・ウイングバック・ストッパー・センターバックと様々なポジションに対応できる点も魅力である。その持ち味を示す“橋岡ここにあり”とインパクトを残せる10月シリーズにしたい。

Posted by 塚越始

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