【浦和】マウリシオの苦悩。2月に誕生した娘といまだ会えず

2018年の天皇杯で優勝した際の浦和のマウリシオ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3月には家族が来日する予定だったが…。ブラジルメディアのインタビューに応じる。

 浦和レッズに所属するブラジル人DFマウリシオが4月30日、現地メディア『グローボ』のインタビューに応じて、新型コロナウイルスによってJリーグが中断するなかでの現在の心境を語っている。そのなかで2月1日にブラジルで娘が誕生したもののこれまで会うことができずにいる苦悩を打ち明けている。

 記事によると、今年4シーズン目に突入したマウリシオの娘が2月1日にブラジルで生まれた。サンパウロからスマートフォンを通じてその瞬間に立ち会った28歳のDFは、心から感動したという。

 予定では3月に家族が来日予定だった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大、そして日本、ブラジル、それぞれの非常事態宣言や渡航制限などによって、これまで会うことができずにいる。

「いつ娘に会えるのか分かりません。ウイルスの感染が日本で続き、ブラジルではさらに悪化しています。1月に日本に来てから、家族と会えずにいます。妻のスマートフォンを通じて、私は出産の様子を見守りました。妻は1週間ほどICUにいなければなりませんでしたが、今は家で健康にしていると聞きます」

 マウリシオは2021年まで「ここで素晴らしい契約を結んでいます」と話す一方、現在の状況を受けて、ブラジルへのレンタル移籍についてもクラブスタッフに相談しているそうだ。

「昨年からリサーチしましたが具体的な話はありませんでした。私はここで素晴らしい契約を結んでいます。このクラブでプレーできて、とても幸せです。しかし家族と遠く離れています。私は家族の傍にいるため、今すぐにでも戻りたい。そしてできるなら、ブラジル・セリエAのクラブのユニフォームを着たい」

 そのように浦和を支えてきたディフェンダーは苦悶する思いを打ち明けている。

 マウリシオは1992年2月6日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身の28歳。2017年途中に加入し、同年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献。クラブワールドカップでは2得点を決めた。翌年の天皇杯の準決勝・鹿島アントラーズ戦(〇1-0)でも決勝点を決め、優勝への道を切り開いた。J1リーグ昨季22試合・1得点、通算61試合・3得点。

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[文:サカノワ編集グループ]

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