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【清水エスパルス】吉田孝行監督の就任を発表「ファン・サポーターの皆さまとともに、もう一度強い時代を取り戻したい。その覚悟と責任を強く感じている」

吉田孝行監督 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「攻守にアグレッシブで、勇気と感動を与えられるサッカーを実現」

 J1リーグ清水エスパルスは12月8日、吉田孝行氏(Takayuki YOSHIDA)が2026シーズンからトップチームの新監督に就任すると発表した。

 吉田氏は1977年3月14日生まれ、兵庫県出身の47歳。現役時代は横浜フリューゲルス/横浜F・マリノス、大分トリニータ、ヴィッセル神戸でプレー。指導者としてはヴィッセル神戸でヘッドコーチと監督を歴任し、V・ファーレン長崎でも監督を務めた経験がある。2022年6月から2025年まで神戸で三度目となる指揮を執り、リーグ2連覇、昨季は天皇杯との2冠獲得を達成した。

 清水はJ1復帰を果たした2025シーズン、11勝11分16敗の勝点44、14位でシーズンを終えた。2026-27シーズンの躍進を目指し、功労者である秋葉忠宏監督との契約を更新せず、神戸に高い強度を植え付けた吉田監督の招へいに成功した。

 吉田新監督はクラブを通じ、次のようにコメントしている。

「エスパルスファミリーの皆様。このたび、来シーズンより清水エスパルスの監督に就任することになりました。反町GMをはじめ、フロントの皆様が強い想いを持って誘っていただいたことに、心から感謝しています。

 清水は『サッカー王国』として特別な歴史と文化を持つクラブだと感じています。ファン・サポーターの皆様とともに、もう一度強い時代を取り戻したい。その覚悟とともに、このクラブを必ず強くしなければならないという責任を強く感じています。

 攻守にアグレッシブで、観ている方に勇気と感動を与えられるサッカーを実現するために全力を尽くします。エスパルスファミリー全員で力を合わせ、強い清水エスパルスを作っていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします」

 シーズン移行に伴うJリーグ特別シーズン「百年構想リーグ」は2026年2月7日・8日(6日金曜日の可能性も)に開幕する。