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【移籍】ヴォルフスブルクが日本代表DF板倉滉の獲得へ打診。アヤックスは「交渉不可」と拒否したが…

板倉滉 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

最近は控えに回っているが…。クラブは代替案を提示

 ドイツ1部ブンデスリーガのVfLヴォルフスブルクが今冬の移籍マーケットで、オランダ1部アヤックスに所属する日本代表DF板倉滉(Ko ITAKURA)の獲得に向けて打診していたことが分かった。オランダ紙『テレグラーフ』が1月27日に報じた。

 同紙によると、降格圏と勝点4差の12位に低迷するヴォルフスブルクは、センターバックの補強を急務としており、半年前までボルシア・メンヒェングラートバッハに在籍していた板倉の補強を模索してアヤックスと接触。しかしアヤックス側からは「現時点で、そしておそらく今後も交渉は不可能だ」と拒否されたという。

 板倉はこのオランダの名門ではシーズン当初のケガの影響もあって出場機会を減らし、最近の試合では控えに回っている。一方、ボルシアMGで80試合、シャルケ04で32試合に出場するなど、ドイツ・ブンデスリーガでの実績は際立つ。今なおドイツでの板倉の評価は高く、ヴォルフスブルクが関心を示したのは自然な流れとされる。

 それでもアヤックスの首脳陣、アレックス・クロースTD(テクニカルディレクター)、マライン・ブーカーSD(スポーツディレクター)、そして現場スタッフは、カタール・ワールドカップ(W杯)にも臨んでいる国際Aマッチ39試合に出場している日本代表DFを手放す意思はないという。

 アヤックスは現在、エールディビジでフェイエノールトと2位争いを繰り広げている。ボランチと最終ラインをこなせる板倉は、重要な戦力だと期待される。

 アヤックスは昨夏、ボルシアMGから1050万ユーロ(約19億円)をかけて板倉を獲得している。ここで放出すれば、補強戦略の失敗を認める形にもなりかねないという見方もある。ただ条件によっては、話が進展する可能性もあるか――。

 ただしクラブはクロアチア代表DFヨシプ・シュタロについては、条件次第で売却の余地があるとヴォルフスブルクに伝えたという。シュタロの今季の出場機会が限られているため、アヤックスとしては現実的な選択肢と見ている。ただし、ヴォルフスブルクがシュタロに関心を示しているかは不明だ。

 アヤックスの補強優先順位は依然として守備的MFと左SBで、アーセナルに所属するオレクサンドル・ジンチェンコの獲得を引き続き狙っているとされる。

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 ヴォルフスブルクはこのほど、FW塩貝健人(Kento SHIOGAI)をNECナイメヘンから獲得している。以前には元日本代表キャプテンの長谷部誠、大久保嘉人らが在籍し、ブンデスリーガ制覇も成し遂げている。