【NPB】“危険スイング”を定義づけ。「すっぽ抜け」バット直撃なら即退場
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飛ぶバット対策、野球規則委員会「安全意識を徹底させるため厳格に運用」
日本野球機構(NPB)は5月11日、野球規則委員会名義で「危険スイングに関する罰則規定」を発表した。打者がスイング中にバットを投げ出す行為(「すっぽ抜け」を含む)について、新たなペナルティを導入する。12日から1軍・ファームの全試合で適用される。
NPBによると、“危険スイング”とは「打者がスイングした際、最後までバットを保持し続けることをせず、スイング途中でバットを投げ出してしまうこと」を指すと定義づけた。特に、バット全体が他者へ向かった場合には重大な危害を及ぼす恐れがあるため、罰則対象となる。
対象となる「他者」は、攻守の選手、審判員、ベースコーチ、ボールボーイ(ガール)、バットボーイ(ガール)に加え、ダッグアウト、カメラマン席、スタンドも含まれる。
新たなペナルティは次の通り。
▼危険スイングの罰則規定
1)危険スイングをしたものの、他者にバットが当たらなかった場合 → 警告
2)同一試合で同一打者が2度目の危険スイングをした場合 → 退場
3)バット全体が他者へ向かい、避けきれず身体に直接当たった場合。またはダッグアウト、カメラマン席、スタンドなどボールデッド区域へ入った場合 → 即退場
また、運用ガイドラインでは、バントを試みたケースは対象外になる。さらに、打球とともにバット全体が野手へ向かって飛び、野球規則5.09(a)(8)[打者が打撃時にバット全体、または折れたバットを野手や送球に触れさせ、守備を妨害した場合に打者アウトとなる規則]が適用された場合、打者アウトに加えて“危険スイング”として警告が宣告される。あるいは、野手にバットが直撃した場合は退場処分となる。
野球規則委員会は、「故意・過失を問わず、バットを投げ出すことは非常に危険で安全配慮を著しく欠く行為」と、“飛ぶバット”の危険性を指摘。「打者の安全意識を徹底させるためにも、審判員は厳格に運用しなければならない」としている。
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