日本代表の伊藤洋輝、今夏バイエルン退団の可能性浮上。代理人に移籍先探しを要請か、スペイン行きを希望と現地報道

バイエルンの伊藤洋輝。(C)Midori IKENOUCHI

移籍金は約37億円を希望も「柔軟に対応」

 ドイツ・ブンデスリーガのFCバイエルン・ミュンヘンに所属する北中米ワールドカップ日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)に、今夏の移籍の可能性が浮上している。ドイツメディアは、伊藤の代理人に新天地探しを求めたと報じている。

『スポーツ・ビルド』の情報を、『ゴール』ドイツ版や『バイエルン・フットボールウォークス』が引用して報じている。バイエルンは伊藤の移籍金として約2000万ユーロ(約37億円)を設定。伊藤はスペインへの移籍に魅力を感じているという。

 ただし、実際にその金額で獲得に乗り出すクラブが現れるかは不透明で、バイエルンは柔軟に対応するとも報じている。

 伊藤は2024年夏にシュツットガルトからバイエルンに加入。しかし加入直後のプレシーズンマッチで中足骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされた。2025年2月に復帰したが8試合後の3月に再び同箇所を負傷。その後も離脱を繰り返し、バイエルンでの2シーズンで公式戦出場は31試合にとどまっている。

 2025-26シーズンも2月に筋線維断裂で戦列を離脱。その後、センターバックではジョナタン・ター、ダヨ・ウパメカノの主力コンビの後塵を拝し、左サイドバックでもアルフォンソ・デイビスの負傷時に定位置を確保できなかった。重要な試合ではヨシプ・スタニシッチやコンラート・ライマーが起用されるケースが目立った。

 現地では、バイエルンが今夏の守備陣再編を進めているとも伝えられている。左サイドバックではアイントラハト・フランクフルトのナサニエル・ブラウン、センターバックではインテルのヤン・アウレル・ビセックに関心を示しているという。両選手の獲得には総額1億ユーロ(約185億円)規模の投資が必要で、その資金確保のためにも伊藤の売却が検討されているとみられる。

 また韓国代表DFキム・ミンジェについても今夏の退団説が浮上。ユベントスFCが関心を示しているものの、バイエルンが求める4000万ユーロ(約74億円)の移籍金には達していないと報じられている。

 日本代表の左ストッパーのレギュラーとして北中米W杯に挑む27歳のレフティ伊藤は、メガクラブ所属の貴重な日本人選手であるが、キャリアのターニングポイントを迎えることになるのか――。

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