ムシアラが自らの症状を告白。試合中に気を失う場面が続き「一見すると怖いのは分かる」「回復へ重要なのは、サッカーに情熱を傾け続けること」。ドイツ代表&バイエルンの『10番』、熱中症ではなく…

バイエルンのムシアラ。 (C)Midori IKENOUICHI

「一時的で短時間の欠神」と診断。専門医の許可を得てプレー継続、「それ以上の健康上のリスクはありません」

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラが8月18日、自身のインスタグラムを更新し、最近のプレシーズンマッチで2試合続けて突然気を失ったように倒れたことについて、自ら症状を明かした。

 ムシアラはまず、「一番大切なことから――僕は大丈夫です!」と報告。多くのメッセージやサポートに感謝したうえで、心配するファンに向けて現在の状況を説明した。

 ムシアラによると、診断されたのは「一時的で短時間に起こるものの、治療可能な欠神(Absencen)」で、神経機能の障害に起因するという。

 この症状によって、RBライプツィヒ戦、直近の1.FCハイデンハイムとの親善試合で見られたような状態が起こる可能性があると説明している。

 ムシアラは次のように記した。

「一見すると怖いのは分かっています。でも僕にとっては、現在は日常生活の一部です。最高の医療を受けていて、とても前向きです。FCバイエルンと僕の身近な人たちは常にそばにいて、この道のりを支えてくれています」

 さらに、「重要なのは、それ以上の健康上のリスクはないということ」と強調している。

 そのうえで、専門家と緊密に連携し、定期的に意見を交わしていると説明。神経科の専門医から許可を得たうえで、本人の希望により日常生活を送り、サッカーを続けているという。

「回復に最も役立つこと、つまり普通に日常生活を送り、情熱を傾けるサッカーを続けるという挑戦に向き合うことが、僕自身の希望でした。その責任は自分で負っています」

 現在の状態については「全体的にとてもいい感覚があり、順調に進んでいます」と報告した。

 そしてチームメートとともに戦い、ファンのサポートを受けながら勝利とタイトルを追い求めることが、自身にとって何より力になっていると感謝した。

 最後にムシアラは、今回の説明によって自身の状況への理解を求めている。一方、今後については「最も信頼する人たち、クラブ、専門家の間でこの問題を扱っていきたい」とプライバシーへの配慮も求めている。

 ドイツ代表とバイエルンで『10番』をつけるムシアラは、ハイデンハイム戦で途中出場した数分後に突然ピッチに倒れ、メディカルスタッフが対応。その後は自ら起き上がり、ジョギングをしてピッチを退いていた。また気温30度を超えていたライプツィヒ戦では、ゴールを決めたあと、試合が再開されると突然倒れて交代に。当初は熱中症ではないかと懸念されていた。

 日本代表DF伊藤洋輝がチームメイトであるバイエルンは現地8月22日、アウェーでのボルシア・ドルトムント戦で新シーズンのブンデスリーガ開幕を迎える。

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