【この1枚】日テレ・ベレーザ三冠獲得、さらに上を目指して
皇后杯で優勝を果たし、2018年度の三冠を達成した日テレ・ベレーザ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
なでしこリーグ、プレナスリーグカップ、そして皇后杯を制す。
[皇后杯 決勝] ベレーザ 4延長2 INAC/2019年1月1日/パナソニックスタジアム吹田
第40回皇后杯決勝は、日テレ・ベレーザがINAC神戸レオネッサとの延長120分の死闘の末に4-2の勝利で、2大会連続通算13度目の優勝を収めた。
ベレーザはこの優勝で、なでしこリーグ、プレナスリーグカップと合わせて、11シーズンぶりの3冠も達成した。
延長を終えた試合後はすっかり日も暮れたなか、優勝セレモニーが行われた。ベレーザの選手たちは喜びを爆発させ、2018年度の締めであり、2019年最初のタイトルの味を噛み締めた。
ベレーザの選手たちの手には、それぞれオリジナルの美しい優勝ブーケが握られていた。そして上空に舞った黄金のテープが鮮やかな彩りをくわえる。それを見上げるベレーザの選手たち。この三冠からさらに上を目指すように。
この日のINACのパフォーマンスも素晴らしかった。それだけにベレーザの強さもさらに際立ち、「無敵」ぶりを印象付けた。
フランス女子ワールドカップ(W杯)が2019年6月から開催される。そのW杯イヤー、”日本一”幸先良いスタートを切ったベレーザ。このなかから、なでしこを背負うニューヒロインが誕生するはずだ。
文:サカノワ編集グループ