【ACL浦和】ブリーラム細貝萌はメンバー外
柏時代の細貝萌。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ケガから復帰間もないため。23歳のベトナム代表選手がメンバー入り。
[ACL GS1節] 浦和 – ブリーラム/2019年3月6日19:30/埼玉スタジアム2〇〇2
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ1節、浦和レッズが明日3月6日、ホームの埼玉スタジアムでタイのブリーラム・ユナイテッドと対戦する。
今回ブリーラムの注目は、何と言っても元浦和の細貝萌だ。ドイツとトルコでの海外挑戦を経て柏レイソルにてJリーグ復帰。そして今季はACL出場権を獲得していたブリーラムに完全移籍を果たした。
するとグループステージで浦和との同組に決定。この一戦で、久々に埼スタのピッチに立つことが期待されていた。
しかしタイやベトナムのメディアがこのほど、3月6日のアジアチャンピオンズリーグ・浦和レッズ戦の選手リストから細貝が外れたことを報じている。ベトナムのニュースサイト『CAFEF』によると、ブリーラムのコーチの「細貝はケガからのリハビリ中で、順調ではあるが実戦に出場できる準備はまだできていない」というコメントを紹介。そこでベトナム代表の23歳、ルアン・スアン・チュオンがメンバー入りを果たしたことを大々的に伝えている。
細貝は自身のブログ「Hajime HOSOGAI OFFICIAL NET」(http://hajime-hosogai.net/)でも、2月28日に「ブリーラムに来て初めてボール回しに参加。短い時間だったけど久しぶりのボール回しの時間はとても楽しかった。最近ではロングボールも蹴り始めています」と自身のコンディションについて綴っている。
また、3月3日には国内リーグ2節のスパンブリ戦について、「まだプレー出来ない僕も今回のアウェイはチームに帯同し試合をスタンドから観戦」「自分の体を信じて、明日もしっかり練習します!」と報告していた。
クラブOB選手とACLの舞台で、しかも埼玉スタジアムで戦うという浦和のサポーターや関係者からすると貴重であり楽しみな機会だっただけに、少し残念ではある。まずは細貝の1日も早い完全復活を祈り、アウェー(ブリーラムのホーム、5月7日開催)での対戦をぜひ叶えてもらいたい。
文:サカノワ編集グループ