鹿島から”サプライズ招集”。安西「全く予想していなかった」町田「必ず結果を残す」
A代表初招集に「びっくりした」と安西。U-22日本代表選出の町田は「鹿島の代表として結果を残す」と抱負。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
A代表とU-22代表、いずれも初めて選ばれる。
キリンチャレンジカップ3月シリーズに臨む日本代表、ミャンマーで行われるタイU-23アジア選手権予選に挑むU-22日本代表のメンバーが3月14日に発表された。鹿島アントラーズからは、安西幸輝がA代表に、また町田浩樹が東京五輪世代にあたるU-22日本代表に、いずれも初めて招集された。
安西は1995年5月31日生まれの23歳。埼玉県川口市出身。ジュニアから東京ヴェルディで育ち、2014年から17年まで東京Vのトップチームでプレー。昨季鹿島に加入し、2シーズン目を迎える。両サイドバックをこなし、状況に応じて2列目にも対応。昨季のACL制覇に貢献し、クラブワールドカップにも3試合出場。今季も開幕から公式戦全6試合のピッチに立っている。チームに推進力を与えられるタフガイだ。
町田は1997年8月25日生まれの21歳。茨城県出身で、鹿島のアカデミー出身のプロ4年目。身長190センチと体格に恵まれた大型センターバックで、しかもレフティだ。今季レギュラー争いに加わり、これまで公式戦5試合にフル出場している。
二人はクラブを通じて、次のようにコメントを発表した。
安西幸輝
「日本代表に初めて選ばれ、とても嬉しく思います。 正直、全く予想していなかったので、びっくりしています。 選出されたからには鹿島アントラーズの代表として、攻守に渡ってアグレッシブに戦うという自分の持ち味を出せるよう、今回代表に入ったチャンスを次につなげられるよう、全力で頑張ります!」
町田浩樹
「久しぶりに日の丸を背負ってプレーできることになり、とても嬉しいです。 チームを代表して頑張るのはもちろん、しっかりとプレーで自分を表現し、勝利に貢献したいと思います。 東京五輪にも向けた大切な大会なので、必ず結果を残せるよう頑張ります」
サイドバック、センターバックともに、森保一監督が新たな世代の台頭を期待していることが分かる選出でもある。森保監督は「チームで出している特長を、代表でも発揮してもらいたい」と呼び掛けてもいた。今回をキッカケに、招集期間中に必ずや訪れるはずのチャンスを生かしたい。
文:サカノワ編集グループ