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神戸新主将イニエスタが「次世代のイニエスタ」にエール

神戸のアンドレス・イニエスタ。今度からは腕にキャプテンマークの腕章が巻かれる。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「このスポーツを楽しんで」

[J1 9節] 神戸 – 川崎/2019年4月28日/ノエビアスタジアム神戸

 ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが4月25日、チームの新キャプテン就任決定を受けて、メディア対応を行った。そのコメントがクラブの公式ホームページで紹介された。

 そのなかでイニエスタは「将来、イニエスタのような選手になりたい。と思っている子ども達へのメッセージ」を求められ、次のように答えている。

「スタジアムに来てくれる子供たちには本当に良いサッカー、良いゲーム、自分としても良い活躍を見せたいと思っています。

 サッカー選手になりたいという夢を持っている子供たちは、その夢のために戦い、しっかり練習をしてほしいです。

 何よりもこの素晴らしいスポーツを楽しんでもらいたいです」

 そのように「次世代のイニエスタ」たちへ、まず「サッカーを楽しむこと」が大切だと強調している。なんとも神戸に来るまでFCバルセロナ一筋で戦い続けてきたイニエスタらしいアドバイスだ。

 神戸は4月28日、ホームでリーグ2連覇中のヴィッセル神戸と対戦する。最近の公式戦2試合を「大事には至らないケガ」(吉田孝行監督)で欠場していた新キャプテン、イニエスタの初登場なるか。これまでも前主将のルーカス・ポドルスキ欠場時には腕章をつけてきたが、これからは神戸の8番がキャプテンマークをつけて戦う光景が”日常”となる。どのようなメンバー、布陣で挑むのかも注目だ。

文:サカノワ編集グループ

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