全北現代戦前半で交代の浦和DF槙野智章。清水戦へ「大丈夫。行ける準備はしています」
浦和の槙野智章。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
原因不明の体調不良から回復。『平成最後』の無失点を狙う。
[J1 9節] 清水 – 浦和/2019年4月28日16:00/IAIスタジアム日本平
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のアウェーでの全北現代モータース(●1-2)戦でハーフタイムに交代したDF槙野智章だがコンディションは回復しており、26日の練習後、「すでに回復し大丈夫。清水戦は行ける準備をしています」と語った。
全北現代戦では試合中にコンディションに違和感を覚え、「100パーセントではできないだろうと、それではチームに迷惑をかけてしまう」と申し出て、後半開始から岩波拓也と交代した。その試合当日の夜は体調がすぐれなかったが、帰国したあと体力も取り戻したという。
他にも数人の選手がコンディションを崩したそうだ。「疲労なのか、なにか食事なのか、環境の変化なのか、ちょっと分からないです。ただすでに回復できたので、大丈夫です。(清水戦は)行ける準備はしています」と、槙野は快復を強調した。
浦和は4月28日の9節・清水エスパルス戦が同日最後の16時に、そして5月3日の10節・ジュビロ磐田戦が同日最初の14時に組まれている。つまり――浦和は平成最後&令和最初の様々な記録を狙えることになる。
ただ、槙野はあくまでも勝利が大前提であり、そのうえでそういった記録を達成できればと語った。
「いろんな記録があるにせよ、まず勝つこと。内容はもっと改善しないといけない部分があります。いろんな見方ができるなかでも、自分たちの『こうあるべきだ』という戦い方をしっかり確立する作業を進めないといけない。まず勝点3。勝つためのやり方を徹底し、そのうえで、清水戦は『平成最後の』という結果がついてくればいいと思います」
平成最後の無失点試合、そのうえで浦和が平成最後のゴールを決めることができるか――。
文:サカノワ編集グループ