【神戸】ポドルスキは「真珠腫性中耳炎」、手術成功も経過観察が大切
神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:上岸卓史/(C))Takashi UEGISHI
原因は不明、再来日は「7月以降」で未定。
ヴィッセル神戸は6月17日、ドイツで療養中のFWルーカス・ポドルスキの症状について、「真珠腫性中耳炎」で12日に手術を受けたと発表した。手術は順調に終了したとのこと。再来日は7月以降を予定している。経過観察が非常に大切な病気のため、先行きが不透明だ。
神戸によると診断名「真珠腫性中耳炎」。ドイツ時間の6月12日(水)に手術を行った。クラブでは、手術は順調に終了し、すでに退院している。飛行機での移動は症状の悪化を伴う可能性があるため、当面ドイツでの治療となる。また、担当医と症状の回復具合を相談しながら再来日のスケジュールを立てることになり、現時点で再来日は7月以降を予定している。
ポドルスキは6月16日に自身のSNS( アカウントはツイッターが @Podolski10 、インスタグラムが @poldi_official )を更新し、「ちょっと報告をさせてほしい。このほど手術を受けて成功した。少し時間をもらい、間もなく回復できると願っている。忘れないでくれ、俺はいつでもファイターさ! サイモン・プロイスドクターをはじめチームの皆さん、有難う!」と綴っていた。
「真珠腫性中耳炎」は原因不明で、鼓膜の一部が固くなり(角化)骨の一部をも破壊して真珠のように表出。内耳のため、神経などにも大きな影響を与えることがある。手術によって除去したあとも再発することが多く、経過観察が必要という。
今季のポドルスキはJ1リーグ8試合2得点2アシストを記録。また神戸は15節のFC東京戦で勝利を収め(〇1-0)、7連敗のあと3試合負けなし(2勝1分)。5勝2分8敗の勝点17で、11位に上昇している。
文:サカノワ編集グループ