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イニエスタがキャリア初の「降格」か。ACL敗退…17位低迷の神戸、母国スペインで話題に

神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

待望される、あのW杯決勝のような「想像を絶するゴール」。

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがキャリア初の「降格」もあり得る状況に、もがき苦しんでいる――。J1リーグで現在17位と低迷するヴィッセル神戸とイニエスタが、母国スペインで話題となっている。

 このほどスペインメディア『アス』が「最も悲しい別れ」と題し、神戸のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝敗退について取り上げている。そして魔術師の異名を持つ38歳の司令塔が、キャリア終盤に差し掛かるなか、コンディション面で万全でないため、このコンペティションに参加できず批判に合い、人生初の2部降格の危機に瀕していると伝えている。

 むしろACL挑戦が、イニエスタをはじめとする選手の状態、チーム状況の改善に役立なかったとも指摘している。

 とはいえ一方、幼少の頃からプレッシャーをはねのけてきたアンドレスは、ここでこそ救世主になるはずだと期待を寄せる。神戸の当面の目標は「J1残留」。2010年のワールドカップ(W杯)決勝・オランダ代表戦で決めたような――「想像を絶するゴール」が待望されていると締めている。

 ロティーナ前監督も解任されるなど悪循環から抜け出せない……。このイニエスタの置かれた状況は、イギリスメディアなどでも取り上げられ欧州で話題となっている。

 神戸は現在J1リーグ6勝6分13敗(23得点・32失点)の勝点24で暫定17位。残りは9試合で、次戦は9月3日にアウェーで京都サンガF.C.と対戦する。

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