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【大宮】36歳DF河本裕之が今季で現役引退「本当に熟考して決断した」

大宮の河本裕之。(Photo by Matt Roberts/Getty Images)

クラブ歴代10位、リーグ185試合に出場。

 J2リーグの大宮アルディージャは10月22日、DF河本裕之(KOMOTO Hiroyuki)が2021シーズンをもって現役を引退すると発表した。2012シーズン途中から期限付き移籍で大宮に加入し半年間プレー。一度ヴィッセル神戸に戻ったあと、2015シーズンから完全移籍で大宮の一員に加わり、7シーズンにわたって在籍。大宮ではクラブ歴代10位となるリーグ戦通算185試合に出場している。

 河本は1985年9月4日生まれ、兵庫県出身36歳。182センチ・74キロ。

 これまでのキャリアは、明石FC ― FC西神 ― 滝川二高 ― ヴィッセル神戸 ― 大宮アルディージャ ― ヴィッセル神戸 ― 大宮アルディージャ。

 河本は次のようにコメントしている。

「大宮アルディージャのファン・サポーター、パートナーの企業の皆さま、日頃より大宮アルディージャをご支援ご声援いただきありがとうございます。

 ヴィッセル神戸、大宮アルディージャで現役生活を過ごしましたが、このたび今シーズン限りで現役を引退することにしました。

 まずは残り8試合、大宮アルディージャのJ2残留のために持てる力を出し切って精一杯プレーし続けますので、最後まで熱い後押しをよろしくお願いいたします」

 大宮の佐野秀彦社長は次のように労いの言葉を送っている。

「ファン・サポーターや地域の皆さまをはじめ、パートナー企業や後援会の皆さま、日頃より多大なるご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。皆さまにご報告です。このたび、河本選手から『今シーズン限りで現役を引退したい』との申し出を受けました。

 正直、私自身としては、まだまだ出来る、引き続きピッチでの躍動を期待したいという気持ちでおりますが、河本選手から直接、『本当に熟考して決断しました』という言葉を聞き、申し出を受けることとしました。

 今シーズン序盤は出場機会がない中でも気持ちを落とさずにチームを鼓舞し続け、霜田監督体制ではチームの中心として活躍を続け、第32節栃木SC戦ではコーナーキックから得意のヘディングで今季初得点を挙げる活躍もありました。

 河本選手がピッチ上でみせる熱い闘志を前面に出して戦う姿勢、寡黙で果敢なプレースタイルは、チームにとって必要不可欠であり、ファン・サポーターからも支持され最も愛されている選手の一人でもあります。

 河本選手の今シーズン限りでの現役引退という決断をクラブにかかわるスタッフ全員がしっかりと受け止め、みんなが『コウモのため』にという気持ちを持って、残り8試合全力で臨む覚悟です。引き続きの熱いご支援、ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます」

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[文:サカノワ編集グループ]

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