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【横浜F・マリノス】初練習を終えた飯倉大樹「シゲタツイズム、いいですね!」。“相思相愛”ファンとの橋渡し役にも名乗り

横浜FMの飯倉大樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「みんながいるから僕はまたこのチームでやりたいとずっと思っていました」

 横浜F・マリノス復帰を果たしたGK飯倉大樹(IIKURA Hiroki)が2月9日、クラブ公式ツイッター(@prompt_fmarinos)で初練習を終えての感想を語った。

 約3年半ぶり36歳で復帰した飯倉はさっそく充実した表情を浮かべ、嬉しそうに語った。

「久しぶりにシゲさん(松永成立GKコーチ)のトレーニングを受けましたが、いやぁ、いいトレーニングですね! 久々にシゲタツイズムを体感できて嬉しく思います。テツくん(榎本哲也GKアシスタントコーチ)もいて、一緒にやっていた仲間がコーチにいてくれるのは心強くて楽しいです」

 そのように、フレッシュな気持ちを口にする。一方、チャンピオンチームに加わったという責任も感じている。

「神戸からマリノスの優勝を見ていて、クラブのエンブレムの重み、ここで僕は育ってきたので伝統も感じていますし、あ、いいなあ、とすごく思います。試合出場を目指すのはもちろん、クラブが良くなっていくところもサポートし、自分が少しでも尽力できればと思っています」

 F・マリノスの様々な時代を知る飯倉は、ファン・サポーターからの熱い歓迎のメッセージを「すごく嬉しいです」と喜ぶとともに、橋渡し役としても汗を流していきたいと言う。

「みんながいるから僕はまたこのチームでやりたいとずっと思っていました。相思相愛ということで、支えてもらいながら、僕も皆さんに還元できるような取り組みを、チームや個人でやっていきたいです。サッカー以外でも皆さんと交流やコミュニケーションがとれたらいいなと思います」

 飯倉は2022シーズン、ヴィッセル神戸でJ1リーグ14試合など公式戦20試合に出場。そのあと契約満了によりフリートランスファーとなっていた。

 通算成績はJ1リーグ288試合・0得点、JFL26試合・0得点、ルヴァンカップ41試合・0得点、天皇杯36試合・0得点、ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)3試合・0得点。

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