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香川のサラゴサは最下位にドロー。「野心と勇気を持っている」と指揮官は前向き

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

83分に交代、二度リードされたが追いつく。

[スペイン2部 8節]  レアル・オビエド 2-2 レアル・サラゴサ /2019年9月29日/カルロス・タルティエレ・スタジアム

 スペイン2部レアル・サラゴサの香川真司がスペイン2部リーグの8節、アウェーでのレアル・オビエド戦に先発し、83分までプレーした。チームは開始2分に失点をするなど二度のリードを許したものの追い付き、4勝3分と無敗で3位をキープ(1試合延期)している。

 香川はトップ下で7試合連続でスタメン出場。最下位相手に苦戦を強いられたものの、コロンビア人ストライカーのルイス・スアレスが37分(PK)、66分とゴールを決めた。

 ビクトル・フェルナンデス監督は試合後、「私たちは相手にとって、とても厄介なチームになっているでしょう。なぜなら、こうした野心と勇気を持っているからです」と、この勝点1を前向きに捉えた。

 サラゴサは4勝3分、12得点・4失点で3位。1試合消化試合が少ないものの、リーグ最少失点を記録している。チームは次節、10月3日にマラガCFとホームで対戦する。

 香川はこの試合に先駆けて、共同記者会見で加入から1か月経っての感想と抱負を語った。そのなかで、「目の前の試合に目を向けながら、チームとしてよりよくなるように練習を重ねていくしか方法はない。地道にハードワークすること。長いシーズンのなか、ケガ人が出たり、代表選手が抜けたり、そこでチーム力が問われるので、そういった想定もしながら、日々油断せず全力を尽くすことを考えていきたいです」と意欲を示していた。

 また、香川がカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の10月シリーズ(10日/モンゴル代表戦/ホーム、15日/タジキスタン戦/アウェー)に臨む日本代表に選出された場合、サラゴサの試合を最大で2戦欠場する可能性がある。

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[文:サカノワ編集グループ]

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