負傷から復帰した久保建英がマジョルカの遠征メンバー入り。スペイン国王杯、出場あるか!?

週末にはラ・リーガ、アトレチコ戦も控える。

[コパ・デル・レイ１回戦] セゴビアーナ – マジョルカ／2021年12月１日19:00（日本時間２日3:00）／Estadio La Albuera

　RCDマジョルカがコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）１回戦、SDヒムナスティカ・セゴビアーナとアウェーで対戦する。直近のリーグ戦のヘタフェCF戦で、約２か月ぶりに戦列復帰した日本代表MF久保建英は遠征メンバー入りした。

　レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の久保は、９月に負った右ヒザの負傷から復活。27日のホームでのヘタフェCF戦（△０-０）では68分から途中出場し、試合終了までプレーした。試合はスコアレスで引き分け、チームはリーグ７試合勝ち星なしとなっている。

『ディアリオ・デ・マジョルカ』によると、ルイス・ガルシア監督は今回のカップ戦に向けた遠征前の記者会見で、久保の起用について「45分から60分」と出場時間を増やしたい考えを示唆していたという。

　一方、連戦で使われていたセゴビアーナのスタジアムの芝の状態が非常に悪いため、「幸いにも先週土曜日に復帰できたタケ（久保）のヒザをまず守ることに努力します」とも語ったそうだ。

　指揮官は今後を見据えて、この１回戦では多くの選手にチャンスを与えたい意向も示す。久保のコンディション、ピッチの状態、そして試合展開によって、その起用法も変わってきそうだ。

　このあとには４日（日本時間５日2:30）、アウェーでのラ・リーガ16節のアトレチコ・マドリード戦も控える。指揮官はこの連戦でのローテーションも明言している。

　いずれにせよ焦らず、久保が強度を高めながらしっかり完全復活に近づいていく――そのプロセスを見守りたい。

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[文：サカノワ編集グループ]