【浦和】日本代表DF酒井宏樹の復帰はいつ？リカルド監督が言及「できるだけ早く。いい回復をしている」。名古屋戦へ「自分たちのスタイルを出すことが大切」

中断期間は「押し込んだ時の形、ポジショニング、タイミング、そういった点を取るための練習を積んできた」。

[J1 17節] 浦和 – 名古屋／2022年６月18日19:00／埼玉スタジアム２００２

　J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が６月17日、オンラインによる記者会見に臨み翌日の名古屋グランパス戦に向けて抱負を語った。

　インターナショナルマッチウィークの中断明けの再開初戦、リーグ戦は９試合勝ち星なしの状況下、どのようにチーム内で意識を共有し、課題だった前線のコンビネーションを構築できたのか。それらを表現し、何よりホームで勝点３が求められる一戦となる。リカルド監督は「連戦中にできなかったリマインドを含め、押し込んだ時の形、ポジショニング、タイミング、そういった点を取るための練習を積んできました」と語った。

　また、日本代表DF酒井宏樹の復帰は近いのか？　その質問を受けた指揮官は「できるだけ早く公式戦のピッチに戻ってもらいたいです。（復帰時期について）『いつ』とは現時点で言えませんが、できるだけ早くです」と答えた。

　さらに、想定していたよりも早くなりそうか？　と聞かれるとリカルド監督はちょっと苦笑いを浮かべ、「最初に思っていたのがどれぐらいの期間かが分かりませんが、いい回復をしています」と答えた。練習にすでに合流している写真もクラブから公開されているが、ここから強度を上げていくようだ。

　そして浦和とは５ポイント差、５勝５分６敗の勝点20で10位に位置する名古屋との対戦について、次のように決意を示した。

「最近の公式戦８試合で７勝をあげていて、非常にいい状態だと思います。ただ相手が誰かに関わらず、自分たちを信じ、自分たちのスタイルでしっかりプレーすることが大切です。成長のプロセスにあると意識し、トレーニングしてきた内容を本番で表現できるようにしなければいけません。どの試合でも勝てるという自信を持って戦いたいです」

　ここからリーグ戦に加え、天皇杯、ルヴァンカップ、そしてACL（アジアチャンピオンズリーグ）と連戦が続いていく。埼スタで勝点３を手中に収め、勢いに乗りたい。

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