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名古屋か神戸、それとも!?吉田麻也が移籍先に言及「なるべく早く、いいチームで」。日本代表、3失点でチュニジアに敗戦

吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

6月シリーズラストゲーム、キャプテンが全失点に絡む。

[キリンカップ決勝] 日本代表 0–3 チュニジア代表/2022年6月14日18:55/パナソニックスタジアム吹田

 キリンカップサッカー2022決勝、日本代表はチュニジア代表に0-3で敗れた。この6月シリーズは2勝2敗で終了。前半は何度か決定機も演出したが得点ならず。粘り強く相手に対応された後半はほとんどチャンスを作り出せなかった。

 このシリーズ全4試合に先発出場したキャプテン吉田麻也はスコアレスで迎えた後半、PK献上、ゴール前でのボールロスト、パスを奪われさらに1対1の対応でも後手に回るなど、全3失点に絡んでしまった。

 試合後に取材対応した吉田は、チームとしてはビルドアップの面で「明確な課題が見えた」と語り、相手との関係性によっては、よりボール保持を重視する必要性を説いた。

 また自身が3失点に絡んでしまったことについて。そこは個人のテーマとして、この試合で明らかにバテてしまっていて、やはり昨季終盤所属するUCサンプドリアでほとんど出場機会を得られなかった影響を感じていた。

「(森保一)監督からの信頼はもちろん感じています。どの世界にも言えることかもしれませんが、信頼は積み上げていくのには非常に時間がかかり、大変なことです。特にサッカーは1プレーで人生が変わり、1プレーでその信頼も失ってしまいかねません。そこは理解しています」

 そして移籍について言及する。UCサンプドリアとは2021-22シーズンで一旦契約満了を迎える。

ここから9月(国際インターナショナルウィーク)に向けて、なるべく早くいいチームで試合に出て、コンディションを作って、万全な状態で9月に臨まないと。自分自身のコンディションも上げていかなければと理解しています」

 Jリーグの古巣である名古屋グランパスを筆頭に、ヴィッセル神戸なども吉田獲得に動いているという。他にも、センターバックを欲しているJ!クラブは多い。

 その本人の言葉からは欧州の主要1部リーグでの戦いを希望していることも伝わってくるが……。日本復帰はあるのか!? 

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