日本代表の吉田麻也がJリーグ復帰か！サンプドリアで出場機会減、今季で退団の可能性も

複数クラブが獲得へ関心。

　サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）のキャプテンを務めるイタリア・セリエAのUCサンプドリアに所属するDF吉田麻也が今夏、Jリーグに復帰する可能性が浮上している。イタリアメディア『カルチョ・メルカート』がこのほど、「ヨシダの二つの選択肢」と題したレポートで、複数のJクラブが獲得に向けて関心を示していると報じた。

　33歳の吉田はサンプドリアでは最近、４試合連続でベンチスタートに。アディショナルタイムでのわずか１分間の出場が二度、31分間が一度、そして直近16日のUSサレルニターナ1919戦（●1-2）は７試合ぶりに出場機会を得られなかった。

　吉田とクラブとの契約は今季末の2022年６月まで。その後の更新については決まっていないと見られる。100万ユーロ（約１億3000万円）と言われるサラリーもネックになっているそうだ。

　昨季セリエA32試合に出場し、今季も開幕から主力を担ってきた（24試合・２得点）。しかし昨年11月の日本代表での活動を経て負傷。今年に入り、太ももを痛め戦列を離れた時期もあり、先発に返り咲いたこともあったが、最近はポジションを譲っている。

　ただし現在チームは３連敗中である。残り５試合、再び経験値の高い吉田の力が必要とされることも十分に考えられる。

　同メディアは吉田について、「６月に満了を迎えるサンプドリアとの契約を１年更新するのか、あるいは日本に戻る可能性が浮上している。複数のJリーグクラブが彼に関心を持っている」と伝えている。

　センターバックの即戦力級を欲している日本のクラブは確かに多い。育成組織から育てられた古巣の名古屋グランパスが動くことも？　とはいえ、2009年から海外で戦ってきた吉田が果たして、ワールドカップ（W杯）を前にしたこのタイミングで帰国することはあり得るのか。

　この夏、動向が注目される一人だ。

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[文：サカノワ編集グループ]