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【なでしこ】浦和からエバートンに移籍した石川璃音が掴んだ手応え「強度の高い相手との経験が自信に」

カナダ女子代表との第2戦に臨んだ石川璃音(22番)ら、なでしこジャパンのイレブン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ユーチューブ『JFA TV』の「Team Cam」で語る。

 なでしこジャパン(日本女子代表)は12月2日、長崎市内でカナダ女子代表とのトレーニングマッチに臨み1-0で勝利を収めた。『MS&ADカップ』に続くカナダとの対戦で、先発8人を入れ替えて、キャプテンの長谷川唯も先発。年内最後の連戦を連勝で締めくくった。

 この試合の舞台裏を伝える日本サッカー協会(JFA)のユーチューブチャンネル『JFA TV』の人気コンテンツ「Team Cam vol.3」がこのほど公開された。そのなかで7月に三菱重工浦和レッズレディースからエバートンFCに移籍したDF石川璃音が、海外挑戦で得た手応えを示せたと語った。

 石川は「前回の試合は出番がなかったので、体の状態もすごく良かった。(第1戦から)試合の流れを見て対応を変えていこうとチームで話していた」と、柔軟に戦いながら無失点につなげられたと振り返った。

 後半は押し込まれる時間帯が続いた。そこで「押し込まれる時間が多かったので、自分たちの勢いをもう一回出すことが必要だった。みんなでコミュニケーションを取って、チャレンジ&カバーやラインをキープするところはしっかりできていた。チームとして続けていきたい部分」と、課題と収穫を得たと語った。

 そしてエバートンでの日常が、このなでしこジャパンでの戦いに直結したとも実感する。

「海外に行って、日頃から強い相手とやれているので、そこは自信を持ってプレーできた」

  石川は「ここからさらにコンディションを上げて、チームのプラスになれる選手になりたい」と意気込みを示した。

 なでしこジャパンは来年3月、FIFAブラジル女子ワールドカップ予選となるAFC豪州女子アジアカップに臨む。

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 世界一奪還へ――。22歳の石川璃音が、日本の最終ラインを支える存在になることが期待される。