鎌田大地が自己分析「ビッグマッチに強い」。目標のスコアポイント『15』を達成
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
CL圏内をキープ、「3位、2位も見えてきた」。
[ブンデスリーガ 28節] フランクフルト 4-3 ヴォルフスブルク/2021年4月10日(日本時間22:30)/ジグナル・イドゥナ・パルク
ドイツ・ブンデスリーガ1部、アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地がVfLヴォルフスブルク戦、1ゴール・1アシストの活躍でチームを4-3の勝利に導いた。フランクフルトはリーグ3連勝。出場停止明けの長谷部誠も試合終盤に出場して、逃げ切りに貢献している。
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位をしっかりキープするとともに、3位のヴォルフスブルクに1ポイント差に迫る大きな1勝。鎌田は試合後のフラッシュインタビューで、次のように喜びを語った。
「チームとして大事な勝利でした。来年チームがどこへ向かうのかを決めるうえで大事な試合、勝って嬉しいです。ここで負けるとドルトムントなどと4位を争うことになっていたが、勝つことによって、3位、2位も見えてきます。できるだけ上の順位を目指していきたいです」
トップ下として、今シーズンこれまで5得点・10アシスト(データによっては13アシスト)を記録。昨季はブンデスリーガ2得点・6アシスト、ヨーロッパカップ6得点・2アシストだった。
「(ヴォルフスブルク戦で)スコアポイントを僕自身は残せたことがすごく良かったです。アシストもそうですけれど、去年はゴールが伸びませんでした。しかし今年はゴールを取れていて、特にビッグマッチに強い。そういった試合でゴールを取れているのはいいことです」
ポルトガル代表アンドレ・シウバ、セルビア代表ルカ・ヨビッチ、あるいはドイツ代表にも選ばれるアミン・ユネスらの「個」をトップ下で引き出すとともに、自らも生きる。アイントラハトのトライアングルの破壊力は、ドイツの中でもかなりの脅威である。
チームは14勝11分3敗(59得点・40失点)で勝点53。3位ヴォルフスブルクと1ポイント、2位のRBライプツィヒと7ポイント差。5位ボルシア・ドルトムントとは7ポイント差をつけている。次節は難敵である8位ボルシア・メンヒェングラードバッハ戦だ。
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[文:サカノワ編集グループ]