【湘南1-0鹿島】 石原直樹の一撃で鹿島撃破、今季初勝利!!永木と杉岡の目の前で
湘南の石原直樹(2020年2月撮影)。写真:上岸卓也/(C)Takashi UEGISHI
GK谷晃生が無失点デビュー!高卒ルーキーの畑大雅も躍動。
[J1 6節] 湘南 1-0 鹿島 /2020年7月22日/Shonan BMWスタジアム平塚
J1リーグ6節、湘南ベルマーレが今季ベガルタ仙台から復帰したFW石原直樹のゴールで、鹿島アントラーズに1-0の勝利を収めた。湘南は今季リーグ初勝利。ガンバ大阪から湘南に期限付き移籍中のGK谷晃生がJ1デビューを果たし、無失点で飾った。
ホームの湘南は、谷をはじめ馬渡和彰、岩崎悠人も今季初スタメン。さらに古林将太、金子大毅、山田直輝も先発復帰を果たし、機動力とテクニックを融合した湘南スタイルで勝点3獲得を目指した。
対する鹿島は前節、昨季王者の横浜F・マリノスに4-2で初勝利を収め、開幕からの公式戦連敗を「6」でストップ。この一戦で連勝を目指した。
鹿島がボールをキープして試合を進める一方、湘南もチャンスを掴むとゴール前まで迫る展開に。迎えた66分、コーナーキックに対しニアサイドで古林将太が競り合って後方にそらし、途中出場の石原がヘッドで押し込みゴール! ホームで待望の先制点を手にした。
その後はアウェーの鹿島が猛反撃。伊藤翔、染野唯月らフレッシュな選手が投入されて、敵陣で試合を進めていった。
しかし、谷を中心とした湘南ディフェンス陣が粘り強い守備で対応する。岡本拓也が枠内へのシュートをヘッドでクリアするなど最後まで集中を切らさず、元湘南の永木亮太、杉岡大暉も先発するなか、ついに今季初めて勝点3を獲得した。市立船橋高校から加入した高卒ルーキーの畑大雅も77分から途中出場し、J1デビューを果たした。
湘南は1勝1分4敗。鹿島は再びノーゴール(リーグ5試合目)で1勝5敗。
2試合連続今季3点目を決めた石原は「途中出場で役割は明確でした。ゴールという形で貢献できて良かったです。(得点シーンは?)CKから前で味方が競り勝ってくれて、強い気持ちでボールに触わりました」と喜んだ。
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[文:サカノワ編集グループ]