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【選手採点│広島×札幌】手堅い勝利を収めた広島が全員「3」以上

【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】柏好文(広島)

試合のポイントだったサイドの攻防で主導権を握った柏をMOMに選出。

[J1 1節] 広島 1-0 札幌/2018年2月24日/エディオン

【MATCH REPORT】先制点を奪うまでは広島、そのあとは札幌がボールを支配する展開に。ホームチームは柏のクロスに新加入のタイ代表ティーラシンが高い打点のヘッドで合わせて先制する。その後は守備を固めてカウンターを狙う現実的な対応を取る。

 一方、札幌はジェイや三好がゴールまであと一歩に迫ったものの、最後まで得点できなかった。前半はまったくと言えるほどいいところがなかったが、徐々に最終ラインを含めた全員でのビルドアップからチャンスも作り出した。負けたとはいえ、ミシャスタイルを貫いて攻撃し続けられたことは、良いレッスンになったはずだ。

【選手採点】
□サンフレッチェ広島
GK
1 林 卓人 4
DF
33 和田拓也 3
5 千葉和彦  3(62分▽)
4 水本裕貴 3
MF
19 佐々木翔 4
6 青山敏弘 4
15 稲垣 祥 3
36 川辺 駿 3(88分▽)
18 柏 好文 4 MOM
39 パトリック 3
FW
31 ティーラシン 4(84分▽)

交代出場
2 野上結貴 3(62分▲)
FW
20 渡 大生 ―(84分▲)
MF
30 柴﨑晃誠 ―(88分▲)

SUB
GK
34 中林洋次
MF
23 吉野恭平
27 馬渡和彰
FW
9 工藤壮人

【採点理由】手堅い勝利を収めた広島が、全員「3」以上。早い時間帯に先制できたことで現実的な戦い方を選択して守り切った。サイドの主導権争いが鍵を握る一戦で、常に主導権を握った柏を評価した。佐々木、青山の経験を生かした試合運びや勝負どころを読む力も冴えた。昨季の成績や体制が変わったことを考えれば妥当な判断だったとも言えるが、後半は観る者を驚かせるようなプレーが限られた。

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