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リバプール南野拓実がサウサンプトンに電撃期限付き移籍へ。その背景とは?

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

移籍期限ギリギリのタイミングで。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCに所属していた日本代表MF南野拓実が2月1日、サウサンプトンFCに期限付き移籍することで合意に近づきつつあると、イギリス各メディアが報じている。同日がイングランド(FA)の移籍期間終了日で、一気に交渉がまとまるか――。

『90MIN』によると、前線の補強を検討していたサウサンプトンは同じくリバプールに所属している19歳のネコ・ウィリアムズの獲得を狙っていた。しかし交渉は進展せず、リバプールからこのウェールズ代表FWについては断られたということだ。そこで南野にターゲットを切り替えた。

 最近の南野は「フロントスリー」の後ろで、ディヴォック・オリギ、ジェルダン・シャキリらとポジションを争っていた。南野自身は次第にプレミアリーグのスピードにも慣れてきて、初ゴールも記録したものの、最近はそのオリギやシャキリが存在感を発揮。さらに負傷していた新加入のディオゴ・ジョッタも復帰が近づいている。

 これから出場機会がさらに減る可能性もあり、RBザルツブルクからリバプールに加入して1年半、26歳の南野がセインツに活躍の場を求めることになりそうだ。今季末までのローン移籍の見込みだ。

 今シーズンの南野は、プレミアリーグ9試合・1得点、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)4試合・0得点など、公式戦通算17試合・4得点・2アシストを記録していた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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