ソシエダ久保建英は古巣マジョルカ戦、途中出場でまたもドロー。試合後はイ・ガンインと談笑
マジョルカ戦で途中出場したR・ソシエダの久保建英(右)。(Photo by Alex Caparros/Getty Images)
ミッドウィークにはELローマとの第2戦。
[スペイン1部 25節] マジョルカ 1-1 R・ソシエダ/2023年3月12日14:00(日本時間13日22:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグ25節、レアル・ソシエダがRCDマジョルカとアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。古巣との対戦になった日本代表MF久保建英は9試合ぶりのベンチスタートで、81分からダビド・シルバと代わってピッチに立ったものの、決勝点を奪い切れなかった。
リーグ戦3試合勝利のないR・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、3試合連続でラ・リーガ選定の『マン・オブ・ザ・マッチ』(MOM)に選ばれていた久保を控えに回す決断を下す。UEFAヨーロッパリーグ(EL)のASローマとの連戦も考慮しての起用でもあったと見られるが、アウェーチームは3分にカルロス・フェルナンデスのゴールで幸先よく先制に成功する。
しかし50分、久保のマジョルカ時代の相棒であった韓国代表MFイ・ガンインに決められ1-1に。ポゼッションではR・ソシエダが上回るものの、カウンターの冴えるマジョルカが流れに乗り出す。
そして81分に久保が満を持してピッチに立つと、右サイドからクロスを放つなど勝ち越しゴールを狙う。しかし90分、ミケル・メリーノが一発レッドカードで退場に……。結局その影響もあって、久保は最後まで見せ場を作れず。試合は1-1のドローに終わった。
試合後には久保とイ・ガンインが談笑をかわすシーンも映し出された。
R・ソシエダは13勝6分6敗(33得点・24失点)の勝点45で4位。1試合消化の少ない5位レアル・ベティスとも4ポイント差で、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内も危うくなってきた。
R・ソシエダは次戦、日本時間3月17日5時から、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・ASローマとの第2戦に臨む。