久保建英がケガの状況を語る「予定通りで予想より良い」「今はよりファンの気持ちが分かる」
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
一方、「僕もファンの一人としてチームを見ている。楽しむけれど、チームが悪い流れだと僕も苦しい」との本音も――。
スペイン1部レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英がこのほど、ホームのエスタディ・デ・ソン・モイシュで行われたマジョルカ対セビージャFC戦(△1-1)で、実況の放送ブースに“ゲスト”として登場し、ケガの状況やチームについて語った。その模様が、ユーチューブのクラブ公式チャンネルで、日本語の字幕もつけられて配信されている。
久保が応じた一問一答は次の通り。
――ケガをしている時はいろいろ難しいと思うけれど、これもサッカーの一部じゃない?
「ケガをしている時は難しいもの。幼い時にサッカーを始めてから、僕にとって最初のケガになるのでなおさらです。ただマジョルカでみんなが親切にしてくれて、チームの試合を見るのを楽しんでいます。アウェーで2試合続きテレビで観戦していたので、ソン・モイシュで見られると楽しめます」
――プレーするのに慣れているから、テレビ観戦は難しい?
「はい、実際見るよりもプレーするほうがいいです。それは間違いありません。楽しむと同時に苦しんでいます。今はよりファンの気持ちが分かります。彼らがどのように試合を見ているのかって。僕もファンの一人としてチームを見ている。楽しむけれど、チームが悪い流れだと僕も苦しい」
――リハビリの状況についても聞かせてほしい。万全の状態で戻したいという意欲に溢れていると思う。
「現状では予定通り進んでいて、予想より良い状態と言えるかもしれません。理学療法士やドクターがしっかりサポートしてくれて、一歩ずつ進んでいますが、状態は良いです」
――最近のマジョルカのチーム状態をどう見ている?
「僕としては、悪いプレーで引き分けるか勝つよりも、(良いプレーをして)負けるか引き分けるほうがいい。チームは良いプレーをしていて、唯一欠けているのが結果。ファンは、大事なのは結果だと思うかもしれませんが、最終的に大事なのはチームがどのようにプレーしているか。それが僕らにポイントをもたらします。いいプレーをすることで、勝点がついて来ると思います」
――タケ、マジョルカに戻ってきて幸せそうに見えるね。自分のホームにいるようだ。
「ケガは少しマイナスになっています。それまでいいプレーをしていたし、快適にやれていましたから。それまで良いシーズンを送っていたと思うし、ケガから復帰したらチームの助けになるようにやっていきます」
――できるだけ早く君の姿が見られるように願っているよ。リハビリがいい形で進み、勝利に貢献してほしい。
「どのようにプレーするかが大事だと言ったけれど、より大事なのが結果であるのは明らかです。良いプレーをして、勝点3を取る。それが大事なことです」
【注目記事】
・日本人選手市場価格ランキングTOP20。久保建英が4位転落。2位冨安健洋、1位は…
・神戸がユンカー獲得へ「国内最高額」提示?浦和は夏に拒否、しかし冬の移籍市場で再び狙われる!?
・セルヒオ・ラモスが最悪パリSG退団?Jリーグ移籍もあるのか!?
[文:サカノワ編集グループ]