東京五輪黄信号!?バルサ安部裕葵が大腿部を傷め両肩を担がれ交代に
バルセロナBの安部裕葵。(C)FC_BARCELONA (C)FCB
ドリブル突破から倒れる。ハムストリングスのケガで検査へ。
[スペイン セグンダB] AEプラート1-2 バルセロナB/2020年2月2日/エスタディオ・ムニシパル・エル・モリノン
スペイン実質3部のセグンダBに所属するFCバルセロナBチームの安部裕葵が2月1日、AEプラート戦で途中出場したものの、10分後に大腿部を傷めて交代を余儀なくされた。クラブは右ハムストリングスを傷めたとして、今後詳しい検査を受けるという。
ベンチスタートだった安部は68分にキケ・サベリオと代わって途中出場を果たす。しかしその10分後、ドリブル突破からゴール前へ仕掛けて相手をかわす際、右足を傷めて転倒。そのまま交代を余儀なくされた。
クラブ公式サイトの日本語版では、右ハムストリングスを傷め、今後精密検査を受けると発表している。「相手ゴールに向かっている最中、腿を抱えて、グラウンドに転がると起き上がらず、チームドクターに両肩を支えられて、足を地面につかないようにして、後半34分に交代した」とレポートしている。
試合はバルセロナBが2-1で勝利を収めている。
シーズン終盤へ向かう大事な時期の離脱となり、ケガの度合いが気になるところである。果たして、東京オリンピックに間に合うのか。3月には日本で親善試合2試合が組まれており、それまでに間に合うだろうか。選考には少なからず影響しそうである。
1月28日に21歳の誕生日を迎えた安部はクラブ公式の日本語版ツイッター(@fcbarcelona_jp)のインタビューで、「ここに来て良かったと思いますし、自分の人生においても大切な挑戦。それを決断できて良かった。人生これからなので、1日1日、チームメイトや周りにいる人を大切にして過ごしていければ、よりよいものになっていくと思っています」と”21歳の誓い”を立てていた。
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[文:サカノワ編集グループ]