アルテタ監督「守備の規律を欠いた」。途中出場の冨安健洋はチーム3位の評価、アーセナルがマンUに今季初黒星
アーセナルの冨安健洋(左)がマンチェスター・ユナイテッドのフレッジとマッチアップ!(Photo by Michael Regan/Getty Images)
ラッシュフォード2ゴール。サカ一時同点弾も、ガナーズが1-3で落とす。
[プレミアリーグ6節] マンチェスター・U 3-1 アーセナル/2022年9月4日16:30(日本時間9月5日0:30)/オールドトラフォード
イングランド・プレミアリーグ6節、アーセナルFCがアウェーでマンチェスター・ユナイテッドに1-3で敗れ、今季初黒星を喫した。日本代表DF冨安健洋は80分から右サイドバックで途中出場し、逆襲の起点となったが、スコアを動かすことはできなかった。
立ち上がりから両チームともに激しい攻防を繰り広げるなか、ガブリエウ・マルティネッリがゴールネットを揺らしアーセナルの先制かと思われたシーンは、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックを経てノーゴールに。これがやや両チームの選手の心理面に影響を与え、ホームチーム優勢に。そして35分、アヤックス・アムステルダムから加入したアントニーに先制点を決められる。
そこから挽回して攻め込んだガナーズは66分、ブカヨ・サカの今季初ゴールで追い付く。
ところが、66分、75分と同じように、プレスが掛からずスルーパスからハイラインの背後を突かれ、マーカス・ラッシュフォードに立て続けに決められてしまう。
80分、ベン・ホワイトに代わって冨安が右サイドバックに投入される。日本代表DFは高い位置で「壁」となってカウンターの起点を作らせず、自らもビルドアップに加わる。右サイドから何度か好機を作り出したが、チームとして決定的なチャンスを作るまでには至らなかった。
『ソファ・スコア』の選手採点では、サカ(7.4)、ガブリエウ・ジェズス(7.2)に続き、冨安はマルティン・ウーデゴール、グラニト・ジャカと並ぶ「6.8」でアーセナルのチーム内3位の評価だった。
ミケル・アルテタ監督は試合後の記者会見で「試合に勝てなかったことはとても残念です。ある場面では守備の規律を欠き、相手ゴール前で何かに巻き込まれてしまいました」「この失点は大きな教訓となるでしょう」と語った。
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