【選手採点│名古屋 0-1 川崎】ほぼ全員「4」の高評価。推進力生んだ中村憲剛をMOMに選出
【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】中村憲剛(川崎)
名古屋―櫛引、秋山の守備の対応が冴える。
[J1 4節] 名古屋 0-1 川崎/2018年3月18日/豊田スタジアム
【MATCH REPORT】立ち上がりは川崎、その後は名古屋、そして再び川崎――目まぐるしく主導権が行ったり来たりするなか、再び劣勢になりかけた川崎が大久保を投入。その直後の65分、中村のFKを大久保がヘッドで合わせて先制に成功する。一方、名古屋は佐藤寿人、2種登録の成瀬らを投入したものの実らず。昨季覇者の川崎が3勝1分で早くも首位に立った。
□名古屋グランパス
NAGOYA GRAMPUS
【選手採点】
先発
GK
22 ランゲラック 3
DF
6 宮原和也 3
3 櫛引一紀 4
41 菅原由勢 3
14 秋山陽介 4
MF
9 長谷川アーリアジャスール 3
4 小林裕紀 3
29 和泉竜司 2(67分▼)
FW
23 青木亮太 3(86分▼)
10 ガブリエル・シャビエル 4
7 ジョー 2(76分▼)
交代出場
FW
11 佐藤寿人 3(67分△)
44 成瀬竣平 ―(76分△)
19 押谷祐樹 ―(86分△)
SUB
GK
16 武田洋平
DF
43 藤井陽也
32 深堀隼平
MF
8 ワシントン
【採点理由】前線4人にボールが入ると確実にボールを危険地帯まで運び込めていた、が、その先のチャンスまでこの日は突ききれなかった。惜しいシュートを外したガブリエル・シャビエルだが、テクニックは随所で光り「4」に。守備の対応が冴えた櫛引、秋山も同じく評価。決定的なチャンスを決め切れず、オフサイドをかけそこなってしまったジョーは「2」とした。
川崎―守備陣をはじめ計10人に「4」。
□川崎フロンターレ
KAWASAKI FRONTALE
【選手採点】
GK
1 チョン・ソンリョン 4
DF
18 エウシーニョ 4(88分▼)
5 谷口彰悟 4
7 車屋紳太郎 4
2 登里享平 4
MF
21 エドゥアルド・ネット 4
10 大島僚太 4
14 中村憲剛 4(85分▼)[MOM]
41 家長昭博 3(65分▼)
8 阿部浩之 3
FW
11 小林 悠 4
交代出場
MF
13 大久保嘉人 4(65分△)
MF
20 知念 慶 ―(85分△)
MF
25 守田英正 ―(88分△)
SUB
GK
30 新井章太
DF
23 エデゥアルド
MF
16 長谷川竜也
19 森谷賢太郎
【採点理由】何度か危ういピンチはあったものの、試合をコントロールしていたのは川崎だった。ほぼ全員が「4」以上の高評価。小林の作ったスペースを突く大島、E・ネットの動きはとてもスムーズだった。攻撃のスムーズな流れを作り出した中村をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。開幕時の不安を払拭し、川崎のスタイルを貫き貴重な勝点3を掴んだ。
【採点基準】サカノワの選手採点は、より分かりやすく通信簿のような5段階評価を採用。評価基準は、5=とても良い、4=良い、3=及第点、2=本来の力を発揮できず、1=大きく期待外れ……。試合結果を重視し、評価にも反映させていきます。先発メンバーと途中出場の20分以上の出場選手が対象。いつか(もしかするとすぐ!?)、「オール5」達成だ!
文:サカノワ編集グループ