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【横浜FM】「もっと圧倒的な存在になりたい」天野純が今季リーグ初得点など2ゴール演出

神戸戦のあとオンラインによる取材に応じた横浜FMの天野純。協力:横浜F・マリノス

途中出場から圧巻の活躍。「もっともっと見ていて面白いと思われるような選手になりたい」

[J1 13節] 横浜FM 2-0 神戸/2021年5月9日/日産スタジアム

 横浜F・マリノスのMF天野純がヴィッセル神戸戦、途中出場から20分に目の覚めるようなサイドチェンジで先制点を演出。さらに80分には試合を決定づけるチーム2点目、自身今季リーグ初得点を決め、2-0の勝利に大きく貢献した。

 マルコス・ジュニオールと開始20分に交代でピッチに立ったトリコロールの14番は、ギャップを突く位置取りをしてボールを引き出して起点となって神戸を翻弄。20分、自陣まで下がって右サイドの低い位置でフリーになって受けると大胆に右へ展開。これを受けたティーラトンのクロスが、トーマス・フェルマーレンのオウンゴールを誘う。

 そして1-0で迎えた80分、エウベルのシュートをGKが弾いたところ、天野がしっかりと詰めて決定的と言えるチーム2点目をもたらした。

 天野は試合後のオンラインによるメディア取材に応じて、ゴールシーンについて次のように語った。

「エウベルがシュートを打って、こぼれ球のところでいち早く誰よりも先に反応しようという意識はありました。あそこにいたのも一つポイントでした。ボールカバーが一人入ってきていたので、普通に詰めても弾かれるなと思ったので、なるべくゴールの隅に蹴り込みました。非常に今『見えている』ので推測できて、いい感じでできています」

 そして天野自身はさらに魅せるプレーをしていきたいと意欲を示した。

「もっともっとできたと思うし、もっともっと見ていて面白いと思われるような選手になりたいと思っています。そのためにはやることがたくさんあるし、もっともっと圧倒的な存在になっていきたいです」

 まず何よりチームの勝利のために。そのなかで一つひとつのプレーで魅了できる選手に。まだまだ貪欲な29歳の天野が一段と輝きを増している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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