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横浜FM、清水、新潟、福島、鳥取を表彰。地元との連携活動、Jリーグシャレン!アウォーズ

福島ユナイテッドFCのアスパラガス収穫。(C)Fukushima United C)

今年で2回目。Jクラブが取り組んでいる地域や社会の課題解決に向けた活動など。

 Jリーグは5月10日、全57クラブのホームタウン・社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に広く共有したい活動を表彰する「2021Jリーグシャレン!アウォーズ」を発表した。今季が2回目。日頃からJクラブが取り組んでいる地域や社会の課題解決に向けた活動、多くの協働者との連携、発信力や繋ぐ力など、Jクラブの持つ価値をいかんなく発揮している活動を称え、昨季行われたホームタウン活動から、各クラブがエントリーしたシャレン!活動より各賞が決定した。

 Jリーグは「多くのファン・サポーターの皆様にも各Jクラブの素晴らしい活動を知っていただき、魅力的な活動や応援したい活動に投票をしていただく『一般投票』も実施し、最終選考の参考とさせていただきました。また、活動をより多くの人に知っていただけるよう、後日『2021Jリーグシャレン!アウォーズ番外編、ロッカールームトーク』と題したオンライントークイベントを開催いたします」と呼び掛けている。

 ■2021Jリーグシャレン! アウォーズ・各賞発表

●賞
■クラブ名
・活動

●ソーシャルチャレンジャー賞

【地域を応援】
■横浜F・マリノス
・ホームタウン テイクアウトマップコロナ禍の緊急事態宣言下でクラブがホームタウンに対してできることはないかと企画したのが、地域を応援するための「テイクアウトマップ」の作成・公開。クラブの発信力を生かし、地域と連携した意義のある取り組み。

■アルビレックス新潟
・守れ、ニイガタのいのち。自殺予防のための啓発活動新潟県の自殺者数は全国ワースト上位。自殺の危険を示すサイン「ゲートキーパー」の認知向上のために、ゴールキーパーの選手を起用し「いのちを守る」「ゴールを守る」という意を込めた啓発活動。

パブリック賞
■福島ユナイテッドFC
・福島県産品 PR・販路拡大事業福島の農作物を農家の皆さんと一緒に選手・スタッフが春先の成育作業から収穫まで一貫して携わり、年間を通して福島県産品をPRする取り組み。東日本大震災から10年、地域で協力して復興を進めるハブの役割を担っている。

■清水エスパルス
・静岡市シェアサイクル事業 PULCLE(パルクル)静岡市の「静岡市自転車活用推進計画」のもと、シェアサイクル事業を官民連携で実施。スポーツの力で地域の課題解決と「COOL CHOICE啓発活動」の一環で事業に参画している。 

●メディア賞
ガイナーレ鳥取
・地域のガキ大将づくり『復活!公園遊び』18年続く公園遊び。外で遊ぶことが当たり前でなくなった環境の変化に危機感を抱き、遊びの場を提供。今では年間150回以上実施(2018年度実績)し、現役選手やスタッフがこどもたちと思いっきり遊び、「憧れ」の存在として地域に根付いている。 

清水エスパルスの活動より。(C)S-PULSE

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[文:サカノワ編集グループ]

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