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【東京五輪】オーバーエイジは一体誰に?遠藤航、吉田麻也“当確”、1枠は大迫勇也、酒井宏樹?金メダル獲得へ最強チーム結成

オーバーエイジは誰に?(左から)遠藤航、酒井宏樹、大迫勇也、吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

20日に6月シリーズのメンバー発表。フル代表との兼ね合いも注目点に。

 東京オリンピック開幕まであと2か月に迫るなか、U-24日本代表の6月シリーズ(5日:ガーナ代表戦@ベスト電器、12日:未定@豊田)に臨むメンバーが5月20日に発表される。

 今回は日本代表と同時のメンバー発表になる。U-24日本代表にはオーバーエイジの選手も組み込まれる予定。ワールドカップ3次予選(W杯)、さらにドラガン・ストイコビッチ監督率いるセルビア代表、ジャマイカ代表と対戦するキリンチャレンジカップに臨むフル代表との兼ね合いがどのようになるのかも注目点の一つに。日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長は5月28日のミャンマー戦のあと、フル代表とU-24日本代表の「バブル間移動」について検討しているともコラムで綴っている。

 本番に臨む東京オリンピック日本代表チームは原則24歳以下(1年延期により23歳から一つ年齢も増えた)を対象とした18人。その中で24歳以上の「オーバーエイジ枠」3人を加えることができる。そして最有力候補として名前が挙がっているのが、吉田麻也(UCサンプドリア)、遠藤航(VfBシュツットガルト)、大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)、酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)の4人だ。

 吉田と遠藤は“当確”と見られ、遠藤の所属先のシュツットガルトも派遣を認める方針を示している。あと1枠は大迫か酒井か、あるいは別の選手?  または「1枠」は残しておく選択肢もあるか。

 いずれにせよ、両チームを兼任する森保一監督は『金メダル』獲得を目標に掲げると一貫して語ってきた。そこから逆算しての“最強チーム”結成へ、どのような考えのもと判断を下すのか。

 吉田が「ヨーロッパの中でもアジア3本の指に入るFW」と実力を認める大迫、あるいはフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表ネイマールといった世界最強のアタッカーとフランスリーグで対峙してきた酒井――どちらも楽しみだが。

 日本は五輪本番、グループステージで南アフリカ、メキシコ、フランスと同組に入った。しかも中2日で決勝まで続くという非常にタイトなスケジュールが組まれている。7月22日の東京スタジアムでの南アフリカ代表戦、さらには8月7日の横浜国際での決勝を見据えて、いよいよ具体的に東京オリンピックモードとなってチームが動き出す。

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[文:サカノワ編集グループ]

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