【日本代表 先発予想】「ポスト大迫」の争い、ジャガー浅野にチャンスか。古橋、川辺、昌子も!?森保監督は選手の入れ替え明言
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セルビア戦を見据え、緊急招集のオナイウにも出番はあるか。
[W杯アジア2次予選 F組] 日本 – タジキスタン/2021年6月7日19:25/パナソニックスタジアム吹田
日本代表(SAMURAI BLUE)が6月7日、カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組でタジキスタン代表と対戦する。FIFAランキングは日本が28位(AFC[アジアサッカー連盟]1位)、タジキスタンが121位(同22位)。グループ6連勝中の日本はすでに最終予選進出を決めている。タジキスタンは暫定2位。
日本はジャマイカ代表戦の中止に伴い実施されたU-24日本代表戦から中3日で、この一戦に臨む。森保一監督は選手の入れ替えを明言。ミャンマー代表戦とU-24代表戦、2試合連続で先発に大きな変更はなかったため、今回は新たに合流した国内組にチャンスが与えられそうだ。
また、エースの大迫勇也が「右足内転筋に違和感がある」(森保監督)として、横浜F・マリノスのオナイウ阿道が追加招集された。大迫は活動には帯同している。
今なお替えの利かないセンターフォワードの大迫だが、今年31歳になった。近年は所属のヴェルダー・ブレーメンでもレギュラーの地位を築けずにいた。東京オリンピック世代にもイキのいいFW陣がいるだけに、「ポスト大迫」の争いも、これから本格化していくことになる(もちろん大迫もさらに意地を見せるに違いない)。
このタジキスタン戦、代表活動の初日から参加してきたものの2試合連続で途中出場だった浅野拓磨に、ついに先発のチャンスが訪れるか。給与未払いを理由にパルチザン・ベオグラードとの契約満了を発表し、「所属先なし」で代表活動に参加。先日のU-24日本代表戦では持ち味を生かしたまさにジャガーらしいゴールを決めており、今回スタートからまとまった出場時間が与えられそうだ。
またこの5連戦のハイライトとなる11日のセルビア戦を見据え、国内組から選出の古橋亨梧、合流直後のオナイウ阿道もチャンスがありそう。彼らの中で結果を残した選手が、その大一番で“抜擢”されるか。
最終ラインもターンオーバーで、ロシアW杯の中心選手だった昌子源が久々に代表のピッチに立つか。
日本は2次予選6連勝(37得点・0失点)で、すでに最終予選進出を確定させている。一方、タジキスタンは3勝1分2敗(9得点・8失点)で暫定2位。試合は6月7日、19時25分キックオフ予定。TBS系列で全国に生中継される。
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[文:サカノワ編集グループ]