【日本代表】「ポスト大迫勇也」一番手か。オナイウ阿道がハットトリック。忘れない周囲への感謝「僕一人の力ではない」
日本代表のオナイウ阿道。写真:徳原隆元/(C)Takamoto
W杯予選キルギス戦で代表初先発、いきなり大活躍。
[W杯アジア2次予選 F組] 日本 5-1 キルギス/2021年6月15日/パナソニックスタジアム吹田
日本代表のFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)がカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組のキルギス代表戦、国際Aマッチ初先発を果たすと6分間で3ゴールを奪うハットトリックを達成する活躍ぶりを見せ、5-1の勝利に導いた。
27分にオナイウのヘディングシュートが相手選手のハンドによるファウルを誘いPKを獲得。これを自身が決めて、国際Aマッチ初ゴールを記録。すると相手が気落ちしたところを見逃さず、31分、川辺駿の右クロスに左足で合わせて2点目。33分、今度は左からの小川諒也のクロスにヘッドで合わせ、瞬く間にハットトリックを達成してみせた。
「数字はしっかり出せたのは良かったですが、起点となってスイッチを入れられるような機会をもっと増やさなければと思いました。安定したプレーを見せていきたいです。いろいろな経験をしてきたからこそ、それがなければ今ここにいなかったかもしれません。選手の幅を広げて、チームに還元して貢献していきたいです」
今シーズンは横浜F・マリノスで日本人最多10ゴールを決めてきた。その自信を胸に、ピッチに立ったと明かす。
「マリノスでしっかり競争しながら試合に出て得点を決めてきたことで、森保監督に選んでもえました。ここまで来れたのは僕一人の力でなかったのは分かっています。マリノスのサッカーのイメージをしっかり持ちながら、今日出せたと思います」
むしろ、これが第一歩だ。ポスト「大迫勇也」と言え、日本代表の新エースストライカー候補に名乗りを上げた。オナイウは「これで終わらないように、次のステップに向かっていきたいです」と決意を示した。
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[文:サカノワ編集グループ]