アーセナル冨安健洋、水泳選手になっていたかも!?クラブ公式インタビュー、英語で一問一答
冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
顎のケガがなければ――。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに加入した日本代表DF冨安健洋がこのほど、クラブ公式インタビューに登場。さまざまな質問に英語で答えている。
水泳選手になっていたかもしれない? そんな話を聞いたのだが――。その問いに、冨安は次のように“否定”している。
「スイマーになりたいと思ったことはありません(笑)。ただ二人の姉がいて、私も一緒にスイミング教室に通っていました。二人に支えられてスイミングをしていましたが、ある日、顎をケガしてしまいました。それで、しばらく水泳ができないということで、サッカーを始めました。それからはサッカーをプレーし続けたいと思うようになりました」
そのケガがなければ――。果たして、冨安の人生はどうなっていたのだろうか!?
また、アビスパ福岡でのキャリアを経てからは、ヨーロッパでの暮らしを続けてきた。難しさやホームシックなどはないか?
「それは一切ありません。ヨーロッパでプレーすることが夢でした。17歳の時、年代別代表の試合でイングランドに1-5で敗れました。その時、このままでは追い付けないと、海外でプレーすることを決めました」
そして英語の聞き取りを問題なくこなす22歳の冨安だが、言語はどのように習得してきたのか?
「ベルギー(シント=トロイデンVV)にいる時は英語を使っていました。ただ、もっと勉強しなければいけないと思っていました。イタリア(ボローニャFC)では、個人教師についてもらい、イタリア語を学んできました。そしてプレミアリーグに来たので、再び英語をしっかり勉強しなければいけません(苦笑)」
司会からは「話すの上手ですよ」と言われ、冨安もちょっと安心した様子だった。
また、ベルギーとイタリアの差、それぞれで得たものとは?
「ベルギーでは個人の勝負が重視され、イタリアではよりタクティカルになりました。ディフェンダーとしては、大きなステップアップであり、どのように守るのか、それをイタリアでよりたくさん学ぶ機会になりました。本当にいい経験を積めました」
そしてアーセナルでのプレーについて。冨安は次のように改めて意気込みを示している。
「アーセナルでプレーするなんて考えてもみませんでした。プレミアリーグは子供の頃からの夢であり、とても興奮していますし、スタジアムでプレーするのを待ち切れずにいます」
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[文:サカノワ編集グループ]