U-22日本代表がカンボジアに勝利。内田篤人“コーチ”、公式戦デビュー

サカノワスタッフ

2021年10月27日

内田篤人ロールモデルコーチ。写真：徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ロールモデルコーチとしてベンチ入り。

[U-23アジアカップ予選] 日本４-０カンボジア／2021年10月26日13:00／Ｊヴィレッジ

　AFCウズベキスタンU-23アジアカップ予選グループK、U-22日本代表が松木玖生（青森山田高校）、甲田英將（名古屋U-18）、細谷真大（柏レイソル）、中村仁郎（ガンバ大阪ユース）のゴールで、U-22カンボジア代表に４-０の勝利を収めた。

　この試合、内田篤人ロールモデルコーチがAFC主催試合の公式戦で初めてベンチ入りした。

　今回は冨樫剛一監督が「ぜひ参加してほしいと要望した」と、今回、このチームを見守ってきた内田氏の活動参加を求めた。

　そして冨樫監督が陣頭に立ち、武藤覚コーチ、そして川口能活GKコーチが選手たちに指示を送るなか、内田氏は冨樫監督の隣に座りながらもあくまで「ロールモデルコーチ」の立場として、控え選手とコミュニケーションを取りながら選手交代の際にウォームアップエリアまで呼びに行くなど、選手たちの“兄貴分”のような存在でつなぎ役を務めた。

　12月26日（13:00～16:10予定＠県立カシマサッカースタジアム）には鹿島アントラーズのクラブ30周年事業の一つであるスペシャルマッチ、鹿島アントラーズ・アカデミー戦に、鹿島OBの一員として臨むことも決定。今ではサッカー界の“リンクマン”といえる様々なジャンルへのチャレンジを続ける内田氏が、次代を担う選手たちからパワーをもらいながら自らの経験を還元し、そして何より一緒になって力を合わせ、理想の勝利を追い求める。