【U-22日本代表】FC東京内定の松木玖生が先制弾！甲田英將、細谷真大、中村仁郎も決めた。U-23アジア杯予選カンボジアに4-0

サカノワスタッフ

2021年10月26日

先制点をマークした松木玖生(右から２人目)。写真：徳原隆元／(C)Takamoto TOKUHARA

尚志高校のDFチェイス・アンリが最終ラインで存在感。

[U-23アジアカップ予選] 日本４-０カンボジア／2021年10月26日13:00／Ｊヴィレッジ

　AFCウズベキスタンU23アジアカップ予選のグループK、U-22日本代表がU-22カンボジア代表に、青森山田高の松木玖生、名古屋U-18の甲田英將、柏レイソルの細谷真大、ガンバ大阪ユースの中村仁郎のゴールで、４-０の勝利を収めた。

　日本は週末にJリーグの試合に出場したヴィッセル神戸の郷家友太、清水エスパルスの松岡大起らほとんどの選手がベンチスタートに。そのなかで、湘南ベルマーレの田中聡が先発に抜擢されている。

　日本はキックオフから主導権を握り、ボールを失っても素早い切り替えから攻め込む。

　開始９分、連続して得たコーナーキック。右からの加藤聖のキックはファーへ。そこに勢い良く飛び込んだ松木がヘディングシュートで、ゴールネットを揺らした。

　その後、日本はカンボジアの組織的な戦いにやや苦戦。松木とともに抜擢された高校生のチェイス・アンリ（尚志高校）、横浜F・マリノスの角田涼太朗を中心に鋭いチェックでピンチを食い止める。36分には決定機を作られたが、カンボジアのシュートは枠外へ。

　日本の攻撃は個人頼みになっていたが、次第に横の揺さぶりを加えて打開を試みていく。そして前半終了間際の45分、右からえぐった甲田がシュートを突き刺し、チームに２点目をもたらす。

　後半、日本が相手の運動量が落ちたところを突く。64分、佐藤恵允のパスを受けた「９番」細谷が左足でショットを突き刺し３点目！　さらに交代出場の中村が左足で強烈な４点目を奪ってみせた。

　日本は中１日の10月28日、同じくJヴィレッジで香港代表と対戦する。

　また、内田篤人氏がロールモデルコーチとして帯同している。

[文：サカノワ編集グループ]