【C大阪】大久保嘉人が今季限りでの引退を発表「これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが…」。浦和の阿部勇樹に続きアテネ五輪世代がまた一人、スパイクを脱ぐことに
C大阪の大久保嘉人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
22日午後に記者会見、ユーチューブでライブ配信へ。
J1リーグのセレッソ大阪は11月19日、元日本代表FW大久保嘉人(OKUBO Yoshito)が2021シーズン限りで現役を引退することになったと発表した。22日午後に引退記者会見を開催し、その模様をYouTubeにてライブ配信する予定(詳細は改めて発表)。
大久保は1982年6月9日生まれ、福岡県出身、39歳。170センチ・73キロ。これまでのキャリアは、以下の通り。
苅田SSS ― 国見中学校 ― 国見高校 ― C大阪 ― RCDマジョルカ(スペイン)※期限付き移籍 ― C大阪 ― ヴィッセル神戸 ─ ヴォルフスブルグ(ドイツ) ─ ヴィッセル神戸 ─ 川崎フロンターレ ─ FC東京 ─ 川崎 ─ ジュビロ磐田 ─ 東京ヴェルディ ─ C大阪
U-19~U-23の各年代の日本代表に選出、2004年アテネオリンピック日本代表。日本代表60試合・6得点。2010年南アフリカW杯では右MFの主力として、ベスト16進出に貢献している。2014年ブラジルW杯にも参戦。
国内の通算成績は、J1リーグ474試合・191得点、J2リーグ48試合・18得点 、ルヴァンカップ38試合・12得点、天皇杯39試合・21得点。ACL通算18試合・2得点。
大久保は次のようにコメントしている。
「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。
本当に感謝しかありません。
この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。
しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています。
また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。
本当にありがとうございます。
これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。
本当に20年間ありがとうございました」
先日発表された浦和レッズの阿部勇樹に続きアテネオリンピック世代からまた一人、2021シーズンでスパイクを脱ぐことになった。
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[文:サカノワ編集グループ]