36歳MF高橋義希が現役引退を発表。「鳥栖=ハードワーク」の代名詞
2015年のアトレチコ・マドリードとの親善試合に出場した鳥栖の高橋義希(28番)。 (Photo by Chris McGrath/Getty Images)
そのうえ随所で“技”も披露。4日の神戸戦後に引退セレモニー。
J1リーグのサガン鳥栖は12月1日、MF高橋義希(TAKAHASHI Yoshiki)が2021シーズンをもって現役引退すると発表した。12月4日のリーグ最終38節のヴィッセル神戸戦後に引退セレモニーを実施する。
高橋は1985年5月14日生まれ、長野県、36歳。170センチ・67キロ。
これまでのキャリアは、JFC須坂ヴェンセール ― 松商学園高 ― 鳥栖 ― ベガルタ仙台 ― 鳥栖。U-21日本代表に選ばれた経験がある。
今シーズンは、リーグ戦2試合、ルヴァンカップ5試合、 天皇杯1試合に出場。通算成績は、J1リーグ267試合・6得点、 J2リーグ242試合・20得点、ルヴァンカップ42試合・3得点、天皇杯42試合・4得点。
高橋からのコメントは、4日の引退セレモニーで本人の口から直接サポーターに伝えられる。
松本育夫元監督との長野県内での出会いから、激動の2004年シーズンにJ2時代の鳥栖へ加入。1年目からリーグ27試合に出場し、その後、チームの心臓部を担い支えた。千葉を指揮するユン・ジョンファン監督とダブルボランチを形成していた時代もある。
一度、仙台でプレーすることで、外から鳥栖を見る機会も得た。そしてJ1昇格した2012年に復帰し、再びチームの安定、そして飛躍へと導いてきた。
「鳥栖=ハードワーク」の代名詞と言って過言ではない。そのうえ随所で“技”を披露するあたり、現在のチームにつながる潮流も感じられる。鳥栖の一時代をともに歩んできたタレントがスパイクを脱ぐ。
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[文:サカノワ編集グループ]