「気合いが入っていた」松木玖生からゴール!那須川2戦連発!青森山田が阪南大高に勝利、ベスト8進出│全国高校サッカー選手権
松木玖生のヘディングシュートが、オウンゴールでの先制点をもたらす。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鈴木章斗が意地の今大会7点目。
[高校サッカー選手権 3回戦] 青森山田 3-1 阪南大高/2022年1月2日/駒沢陸上競技場
100回全国高校サッカー選手権大会3回戦、青森県代表の青森山田が大阪府代表の阪南大高に3-1の勝利を収め、ベスト8進出を決めた。1月4日の準々決勝では、続く東山(京都)と長崎総科大附(長崎)の勝者と対戦する。
3大会ぶり三度目の全国制覇を目指す青森山田は、序盤、阪南大高の素早いプレスに苦しむ。それでも14分、エースでキャプテン、FC東京加入の決まっている松木玖生のヘッドからオウンゴールとなり、青森山田に先制点をもたらす。
その後は両チームともに球際で厳しさを見せて、引き締まった試合に。それでも地力のある青森山田がジワジワとゴール前でのシーンを増やし、後半に入り、コーナーキックから丸山大和が2点目、さらに名須川真光が2試合連続ゴールを決める。
それでもここから阪南大高が猛反撃。エースであり湘南ベルマーレ入りの内定している鈴木章斗がまさにストライカーらしい今大会7点目となるゴールを奪う。
しかし、阪南大高は続くビッグチャンスでシュートが枠外となり、勢いを加速し切れない。
結局、高校年代3冠を目指す青森山田が3-1で勝利を収め、4大会連続のベスト8にコマを進めた。
松木は試合後のフラッシュインタビューで「阪南大高がいいサッカーをしていましたが、さらに僕らも気合いが入っていました。先に点を奪えたのが大きかったです」と喜んだ。