【高校サッカー選手権】関東一高が6ゴールで中津東に快勝。若松歩、高校生新国立1号「自信を持ってプレーできた」
写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
キャプテンの池田健人「点差は開きましたが、試合内容的にはあまり満足していません」
[高校サッカー選手権1回戦] 関東一 6-0 中津東/2021年12月28日/新国立競技場
100回記念大会となる全国高校サッカー選手権大会の新国立競技場で迎えたオープニングマッチ、東京B代表の関東一高が大分代表の中津東から6ゴールを奪い、6-0の無失点勝利で2回戦へコマを進めた。
立ち上がりの攻防を凌いだ関東一は13分、セットプレーから若松歩のゴールで先制に成功。さらに22分に坂井航太、40+2分に藤井日向と追加点を奪い、前半だけで3点リードを奪ってみせた。
さらに43分に本間凜、76分に平形京太、そして79分に肥田野蓮治が追加点を決めて、結果、大量6ゴールを決めた。
キャプテンの池田健人は「点差は開きましたが、試合内容的にはあまり満足していません。もう少し決め切れる場面はあり、ピンチの場面も多く、立ち上がりはもっと強く行くべきだったと感じました」と、勝って兜の緒を締めた。
貴重な先制点であり“選手権・新国立第1号ゴール”の若松は次のように語った。
「監督からはミーティングで『0-0で戻ってきていい』と話でしたが、自分の点で勢いを付けられたのは良かったと思います。自信を持ってプレーできたからこそ、守備に回らず攻撃を中心にできたと思います。
(セットプレーから決めたが)いろんなセットプレーを練習していて、こぼれた時に自分が処理する役割に回っていたのですが、そこで決めきることができて良かったです」
関東一は次戦、尚志(福島)と瀬戸内(広島)の勝者と31日に対戦する。