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【移籍】松木玖生は「イ・ガンインの後継者」。マジョルカがアジア市場で20歳の“宝石”にターゲット!

松木玖生。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

昨季リーグ9位に躍進したチームが、「さらに一歩前へ進むため」。20歳ながら公式戦約50試合の豊富な経験を評価。

 スペイン1部RCDマジョルカが、FC東京のU-23日本代表MF松木玖生(MATSUKI Kuryu)の獲得に向けて動き出したのを受けて、スペインメディアが“マツキ”への注目度を高めている。

 スペイン大手『マルカ』が「マジョルカのレーダーが松木を捉えた」と第一報を報じた7月26日、地元メディア『エスタディオ デポルティーボ』は「アジアでイ・ガンインの後継者を探す」と題して、松木について特集を組んだ。

 松木がボランチと左MFでプレーできることから、パリ・サンジェルマンに移籍した韓国代表MFイ・ガンインの穴を十分に埋められると見ている。さらに元日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督のもと、昨季リーグ9位に躍進したチームが「さらに一歩進む」ためにも、20歳にしてすでに日本での公式戦48試合の経験を積む松木は、十分戦力になると見ている。

 アルゼンチンU-20ワールドカップには、U-20日本代表のキャプテンとして出場し、セネガル戦ではゴールを奪ってみせた。すでに一つ上の世代であるパリ・オリンピックを目指すU-23日本代表でもプレーし、フル代表入りが近いと言われる逸材でもある。

関連記事>>【移籍】マジョルカがFC東京の松木玖生を獲得へ。価値「4億円」以上、久保建英やイ・ガンインの“後継者”に

 着々とキャリアを積む松木が、早くも海を渡るのか――。マジョルカは2021-22シーズンにFC東京の先輩でもある久保建英が1部残留に導いたクラブでもある。確かにスペインと日本(東京)を結ぶストーリーがあり(以前には家長昭博がプレー)、とても魅力的に見える。ただし他にも松木を狙う欧州クラブは複数あると言われる。果たして、2023-24シーズン、松木がマジョルカのユニフォームを着る日は近い!?

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