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【移籍】マジョルカがFC東京の松木玖生を獲得へ。価値「4億円」以上、久保建英やイ・ガンインの“後継者”に

松木玖生。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「すでにFC東京には問い合わせ」

 スペイン1部RCDマジョルカが、FC東京に所属するパリ・オリンピックを目指すU-23日本代表のMF松木玖生(MATSUKI Kuryu)の獲得に向けて動き出したという。すでにFC東京に条件面などを問い合わせという。スペインメディア『マルカ』が7月26日に報じた。

 記事によると、マジョルカのパブロ・オルテルス・スポーツ・ディレクター(SD)を中心とするスポーツマネジメント部門が広くタレントをリサーチするなか、FC東京では久保建英の“後輩”にあたる松木が浮上。「すでにFC東京に問い合わせている」と具体的に動き出していて、300万ユーロ(約4億6000万円)の価値があると回答を得ているそうだ。

『マルカ』は20歳の松木について、U-20日本代表のキャプテンとして、このほど開催されたアルゼンチンU-20ワールドカップに出場し、セネガル戦でゴールを決めたことなどを紹介している。さらに「すでに日本の1部リーグで50試合近くに出場し、3ゴール・8アシストを記録している(今季J1リーグ12試合・2アッスト)。マジョルカのアジア戦略にとって新たな一歩になる。ハビエル・アギーレにとって、多才で魅力的なタレントだ」と伝えている。

 1年前までは日本代表の久保建英がレアル・マドリードからの期限付き移籍で通算2シーズンに渡ってプレー。そして2022-23シーズンまで在籍した韓国代表イ・ガンインは今季パリ・サンジェルマンに完全移籍した。

 マジョルカの胸スポンサーは、日本に本社のある株式会社タイカ(鈴木大登社長)が務めている。新ユニフォーム発表も日本で開催されるなど、クラブとしても日本の市場を重視してきた。

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 マジョルカは元日本代表のメキシコ人アギーレ監督のもと、2022-23シーズン、ラ・リーガで9位に躍進。1部残留を成し遂げるとともに、新シーズンはさらなる飛躍を目指している。

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