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【鹿島】鈴木優磨が絶賛したFC東京のタレントとは?「すごくいい選手。日本の未来を背負って立つ」

鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

セットプレーで激しいバトル。鈴木がトップレベルで戦い続けてきた矜持を示す。

[J1 21節] FC東京 1–3 鹿島/2023年7月16日19:00/味の素スタジアム

 鹿島アントラーズの鈴木優磨が7月16日に行われたFC東京との試合後、セットプレー時にマーカーとしてバトルしたU-22日本代表の松木玖生について、「いい選手。日本の未来を背負って立つ選手だと感じました」と絶賛した。

 コーナーキックの場面、相手の嫌がる微妙な位置取りをする鹿島の「40番」鈴木に、FC東京の「7番」が張り付く。それでも23分、樋口雄太の左コーナーキックに、ファーで待ち構えていた鈴木がジャンピングダイビングヘッドで、松木の頭上で豪快に合わせて、ボールをゴールネットに叩き込んでみせた。

 予想を超えてくるプレー――。プロフェッショナルのトップレベルで戦い続けてきたストライカーとしての矜持を、鈴木が青森山田高校から加入したプロ2年目のボランチに見せ付けた場面でもあった。

 その後も二人は激しいバトルを展開していった。ただ、この日の鹿島はチームとしてのプレー強度でFC東京を凌駕。垣田裕暉の一撃、そしてディエゴ・ピトゥカの鮮烈ミドルにより、3-1の逆転勝利を果たした。

 そして鈴木は試合後、マッチアップした松木について問われると、「いい選手ですね」と頷き、さらに「すごくいい選手。日本の未来を背負って立つ選手だと、今日一緒にやって感じました」と絶賛していた。

 その取材途中にちょうど松木が現れると、二人は笑顔であいさつをかわしていた。鈴木と松木、“何か”が共鳴し合ったようだ。

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