【移籍】パリSGが久保建英の獲得レースに加わる。可能性はゼロではない!?
久保建英。早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
レアル・マドリードが移籍金を欲している!?
フランス1部パリ・サンジェルマンが今夏の移籍マーケットで、サッカー日本代表の久保建英(Takefusa KUBO)をリストアップし、獲得レースに参戦したという。関係者からの具体的な話は聞かれないものの、可能性はゼロではないか!?
これまで噂の領域を脱し切れずにいるが、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、スペイン1部アトレティコ・マドリードが、この夏のマーケットで、24歳のレフティ獲得を検討していると報じられてきた。そこに2024-25シーズン、悲願のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたパリSGが加わったというのだ。
ただし8月19日に報じたのが、ガセネタの宝庫で知られるスペインメディア『フィチャヘス』である。クラブ関係者など何かしら具体的な話が掲載されているわけではなく、このニュースが様々な媒体でも引用されている。
パリSGの右ウイングは、ウスマヌ・デンベレが担ってきたが、昨季途中からはCF起用でさらに覚醒を遂げた(フランス代表では右ウイングが主戦場)。他に、デジレ・ドゥエ、両翼をこなせるフヴィチャ・クヴァラツヘリア、17歳のイブラヒム・エンバイェがいる。
確かに有力なタレントが揃うが、タイプ的に大きく異なる久保が入れば……。そんな期待や可能性は広がる。
しかも久保はスペイン語、英語に加えて、フランス語も堪能であると知られる。CLで優勝を狙えるチームでプレーすること――も目標であり、FCバルセロナで長年プレーし指揮も執ってきたルイス・エンリケ監督が“Take KIUBO”の情報をチェックしているのは間違いない。
また、日本ツアーを行ってクラブのブランド価値を高めた経緯もあり、イ・ガンイン(退団の噂がある)に続き、力のある日本人選手を加えたいというクラブの意向も伝わる。
そうした背景を踏まえると、パリSGが久保を欲することは確かに非現実的とは言えない。
ただし、久保には6000万ユーロ(約103億円)の移籍金が設定されていると言われる。次に移籍する場合、レアル・マドリードが50パーセントを得られる50パーセントの権利を保有している。同メディは、レアル・マドリードがその3000万ユーロ(約51億5000万円)を欲しているとも報じている。
関連記事>>【移籍】トッテナムが久保建英の獲得を「真剣に検討」。総額は120億円超えか
憶測のみで書かれた記事ではある。それでも確率はゼロではないか!?