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アディッシュプラス社の事業所「鹿嶋BASE」誘致、6月1日から鹿島のカスタマーサクセス業務を委託

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

鹿嶋市、株式会社メルカリ、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、3者合同の地方創生事業として。

 鹿嶋市、株式会社メルカリ、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーは4月7日、3者合同の地方創生事業として、デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュプラス株式会社の事業所「鹿嶋BASE」を鹿嶋市に誘致し、6月1日から鹿島アントラーズのカスタマーサクセス業務を委託すると発表した。

 今回の企業誘致は、2020年2月に鹿嶋市、メルカリ、鹿島アントラーズが地域課題の解決を目的として締結した「鹿嶋市における地方創生事業に関する包括連携協定」に基づく取り組み。鹿嶋市内にアディッシュプラスの事業所を構え、今後は他の事業者からも業務を受託するなど事業拡大し、新たな雇用の機会を創出。事業所周辺の交流人口の増加や地域の活性化を図っていく。

 メルカリグループでは、ESGの重点課題(マテリアリティ)の一つに「地域活性化」を掲げ、地方自治体との連携などを通じて地域経済の活性化や地域の方々が自ら課題を解決できる仕組みの構築を支援している。このたびメルカリを通じて鹿島アントラーズがホームタウンである鹿嶋市にアディッシュプラスを紹介し、企業誘致が実現した。

 鹿島アントラーズは、テクノロジーを活用したカスタマーサクセス事業体制を有するアディッシュプラスとともにビジネスを推進し、工場を有しない同社のようなインターネット企業を誘致することで、地域における新たな雇用機会創出と活性化につなげていく。持続可能な地域社会の実現に向け、地域行政やテクノロジー企業のハブとなり、さらなる企業誘致を支援・推進していく。

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