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【岐阜】J3最初の解任劇…三浦俊也監督が退任、横山雄次ヘッドコーチ昇格

FC岐阜のエンブレム。(C)SAKANOWA

藤枝に敗れ14位とスタートダッシュに失敗。

 J3リーグのFC岐阜は5月6日、成績不振に伴い三浦俊也監督と双方合意の上で契約を解除し、後任として横山雄次ヘッドコーチが監督に就任したと発表した。また工藤輝央GKコーチがヘッドコーチに、岩田敦史アカデミーGKコーチがトップチームGKコーチに暫定として就任する。J3では最初の監督解任劇となった。

 J2復帰を目指す岐阜だが、直近の藤枝MYFCに3-4で敗戦。現在2勝1分4敗で18チーム中14位とスタートダッシュに失敗している。J2昇格を目指すため、このタイミングでの緊急措置となった。

 11年ぶりにJリーグクラブの指揮を執った三浦監督だが、志半ばで退団することを余儀なくされた。クラブを通じて、次のようにファン・サポーターへ謝罪している。

「FC岐阜を応援していただいている全ての皆様へ。いつもご支援・ご声援をいただきましてありがとうございます。私はチームを離れますが、FC岐阜は今シーズン、これから昇格できると信じております。今後とも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」

  また昨季までAC長野パルセイロを率いた経験を持つ横山新監督は、次のように抱負を語っている。

「まず、今の成績についてヘッドコーチの立場として大きな責任を感じております。しかし監督を引き受けたからには、チーム一丸となってJ2昇格という最大の目標を達成するために、強い覚悟をもって全力で取り組みます。FC岐阜に関わる全ての皆様、どうかご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」

 さらに小松裕志社長は次のように監督交代の理由を説明している。

「日頃よりFC岐阜へご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。今シーズンもチームに対して変わらぬ大きな期待、サポートをいただいておりますが、現在リーグ戦7試合を終えて、2勝1分4敗で当初の期待を大きく下回る結果となっており、結果でお応えできていない現状を心よりお詫び申し上げます。

 このような状況を踏まえ、少しでも早いタイミングで修正する必要があると考え、監督交代という苦渋の決断をいたしました。三浦さんには昨年9月のチーム統括本部長兼テクニカルダイレクター就任から、今シーズンの監督に至るまで、新型コロナウイルス感染症による影響などでチーム運営が難しい状況の中でも、熱心に指導にあたっていただき、大変感謝しております。

 また、横山ヘッドコーチにはこの苦しい状況を打破するために監督を引き受けていただいたことに深く感謝するとともに、全力でサポートしていきます。

 これからも今シーズンのチームスローガンである『全員が新化 Let’s fight together for J2!』のもと、選手、スタッフを含めたチームが一体感を持って全力を尽くして戦い、FC岐阜を愛する皆様とJ2昇格という目標を達成できるように邁進してまいります。どうか引き続き熱いサポートをいただきますようよろしくお願い申し上げます」

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