堂安律、フライブルク加入決定!「監督と話し合い情熱と姿勢に共感し、彼のためにも勝ちたいと思った」
堂安律はフライブルクに加入決定!※インスタグラムのSCフライブルク公式アカウントより
「点を決め、アシストでも貢献したい。自分のためではなく、チームのため、素晴らしいファンのために」
オランダ・エールディビジ(1部)PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律(DOAN Ritsu)が7月5日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに完全移籍することが正式決定した。
契約内容は開示しないことで、両クラブは申し合わせている。契約年数も不明。オランダメディア『フットボール・インターナショナル』によると、PSVが得る移籍金(契約解除金)は850万ユーロ(約12億円)プラス出来高と見られるという(『フットボールメルカート』は約900万ユーロ)。
堂安は2021-22シーズン、右ウイングの主力として活躍し、リーグ24試合・8得点・1アシスト、公式戦通算39試合・11得点・3アシストを記録。KNVBカップ優勝を果たしている。日本代表では国際Aマッチ26試合・3得点。カタール・ワールドカップ(W杯)でも期待される一人だ。
堂安は公式サイトのショートインタビューに英語で応じて、次のように加入の経緯と決意などを語った。
「(新ユニフォームを見て)(赤のファーストユニを手に)とても力強いですね。このシャツを着て戦えるのは、とても楽しみです」
「(フライブルクを選んだ理由について)ビーレフェルト時代、対戦した時にとてもいい印象を受けて、ここに加わりたいと思いました。また監督と話し合った際、とても良い感触を得て、情熱とその姿勢に共感し、彼のためにも勝ちたいと思いました」
「(フライブルクでの目標は?)私はみんなと一緒に次のステップに進みたいです。(個人的には)点を決めたいですし、チームのためにアシストでも貢献したい。自分のためではなく、チームのために、そして、素晴らしいファンのために」
フライブルクは昨季リーグ15勝10分9敗(58得点・46失点)の勝点55で6位に入り、新シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を得ている。また2010-11シーズンには、現・栃木SCの元日本代表FW矢野貴章がプレーしている。